市場

賃貸住宅の曲がり角か?
2017年6月と7月、貸家の着工が2ヶ月連続で前年を割りました。リーマン・ショック後の落ち込みから、消費増税を経ても、増加基調で来た賃貸住宅の着工が、いよいよ曲がり角が差し掛かって来たようです。大手の貸家受注も前年割れと…続きを読む
    

空き家率の実態を再考する
昨今のメディア等で騒がれている空き家問題の実態について、株式会社リクルート住まいカンパニー住まい研究所所長の宗健氏が衝撃的なデータを発表しています。 「住宅土地統計調査が示す賃貸住宅の空き家率は過剰に見積もられており、実…続きを読む
    

6月受注▲5%、9カ月連続減、重い動き続く
大手住宅メーカー10社の6月受注は10社合計で5月と同水準の前年同月比▲5%、9カ月連続のマイナス受注となりました。部門別にみると主力の戸建請負は【苦戦】、戸建分譲は比較的【堅調】、アパートは好調持続も【勢い鈍化】という…続きを読む
    

既存住宅にお墨付き、『安心R住宅』夏にも告示
国土交通省は深尾精一氏を座長に据え、消費者にとって住みたい・買いたいと思える「新しいイメージの既存住宅」の情報提供制度案についての検討会を進めてきました。通称を「安心R住宅」とし、今年3~4月にパブリックコメントを募集、…続きを読む
    

注文住宅の情報収集、ネットが初めて3位に
28年度のデータによると、注文住宅を建築した方の情報収集方法は、1位「住宅展示場」2位「知人等の紹介」は例年通りですが、これまで3位だった「自身や親族・知人の勤め先」が5位に後退し、代わって「インターネット」が初めて3位…続きを読む
    

M&Aで事業を譲渡した側のビルダーも好調
この数年間で住宅業界の再編は一層進み、住宅会社の統合、業務提携、M&Aが多くなっているように感じます。「TACT」6月号の岡山県のビルダー記事で取り上げたヘルシーホームもその一つです。昨年7月に住宅設備会社のナスタに80…続きを読む
    

日本の企業、減収でも利益が過去最高
2016年度の日本の企業収益が2年ぶりに過去最高になったということが、ここ最近の新聞紙上で取り上げられていました。それも減収にも拘わらず、低成長下においても収益をあげられるような収益体質になっていて、全体的に足腰が強くな…続きを読む
    

木造の中高層建築物
3階建以上の中高層建築物は、住宅系で約42,000棟、非住宅系で約3,500棟の計45,500棟の需要があります(建築着工統計 平成27年度)。木造建築物は、住宅系の3階建では非木造の2.5倍を占めて優勢ですが、4階建以…続きを読む
    

住宅ローン底入れで、2017年度が始まる
2016年度が終わり、新年度がスタートしました。昨年度は、マイナス金利の影響による低金利、また賃貸住宅市場の牽引によって、予想よりも着工は上振れて着地したと思われます。2月までの11ヶ月間で89.8万戸、前年同期比6.3…続きを読む
    

スムストックの新たな動き
大手ハウスメーカー10社による、優良な既存住宅を安心かつ適正価格で流通させる仕組みのスムストック。もうご存知の方も多いと思いますので、スムストックの概要については割愛しますが、現状のスムストックの取引平均像は、築16.7…続きを読む
    

業界変調、再編が始まる
今年も早くも1ヶ月が経ちました。トランプ大統領が就任して、何かと騒がれていますが、現状株価は比較的安定していますし、わが住宅業界でも特別な大きな変動は出ていないので、まだ今年がどんな方向性で動くのかは、不透明です。 ただ…続きを読む
    

3社3様の分譲地、浦和美園E-forest
昨年12月、さいたま市が推進する「スマートエネルギー特区」事業の一貫として、ポラスグループの中央住宅とアキュラホーム、高砂建設による分譲開発「浦和美園 E-FOREST」を見学させて頂きました。 「E-FOREST」の「…続きを読む
    

2017年の住宅業界と昨年のトピック
新年、明けましておめでとうございます。 本年も弊社、並びに「月刊TACT」、「TACTリフォーム」、「週刊エクスプレス」、「JSKテレビ」、「ハウスメーカーレポート」など、どうぞよろしくお願い致します。 さて、今年は住宅…続きを読む
    

住宅業界の大型合従連衡が始まる!
今の世の中のトピックは、トランプ大統領の誕生。住宅業界トピックでは、トヨタホームがミサワホームを子会社化するというニュースでしょうか。 住宅業界でもこのような経営統合は、度々ビルダーで起きて来ましたが、ハウスメーカーの大…続きを読む
    

土地を有効活用する区分所有型分譲地
1棟の建物が複数の部屋・スペースに分かれ、それぞれの部屋やスペースごとに所有権が異なることを区分所有と呼びます。代表的な区分所有の建物は分譲マンションですが、近頃は分譲地においてもこの区分所有を導入する物件が登場していま…続きを読む
    

住宅市場の変調の兆し
2016年度の着工は、7月までの時点で好調に推移しています。全体で5.9%増、持家3.3%増、特に好調なのが貸家で、中高層は13.7%増、低層も9.5%増、そして建売9.7%増と来ています。マンションのみがマイナス6.2…続きを読む
    

16住宅メーカーの競争力分析
お待たせしておりました、弊社のロングセラー調査資料「住宅メーカーの競争力分析」の最新刊が8月25日(木)に発刊されました。本誌では、各住宅メーカーの販売実績を始め、全国販売ランキングや県別販売ランキングなど、最新の日本の…続きを読む
    

住宅メーカー多層階戦略~木造メーカー
住宅メーカーでは賃貸併用、店舗併用といった複合用途の多層階住宅提案が増えています。もともと鉄骨メーカーが得意な市場ですが、木造メーカーでも積極的にこの市場に参入する動きが見られます。 木造のトップメーカー住友林業では自社…続きを読む
    

ハード訴求とアウトドア
ハウスメーカーの中でも、旭化成ホームズとセキスイハイムは、化学メーカーを出自とすることもあってか、ハード訴求に強みを持つ住宅会社です。旭化成では制震構造やALCコンクリート、光触媒塗装等による災害への強さやロングライフ住…続きを読む
    

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