【1.今月の焦点】
- インフレ時代の省エネ支援の使い道 - 実質賃金は前年割れから浮上、持家着工は…? 実質賃金は2ヶ月連続でプラスとなり、ほんの少し先行きに明るさが見え始めただろうか。夏の賞与の影響が大きいとされるため、まだ半信半疑な実質賃金の上昇であるが、インフ…続きを読む
【2.トピック・ズームアップ】
大手ハウスメーカーの上方修正
- 24年度決算は各社堅調推移~住林、積水、大和は上方修正
- 好調要因は海外だけじゃない~積水ハウスは請負・ストック・開発で増収増益
【3.特集レポート】
1.2023~24年、住宅業界の競争力分析
- 23年度大手過去最高決算を連続更新~低層住宅ハウスメーカーシェアも上昇23.6%
- 棟数ランキング~低層1位連覇一条工務店、プレハブ大手失速で上位変動
- 一条工務店独り勝ち、1位県が15県へ増加~ビルダーの低層住宅1位は26県に減少
- 戸建1位県も一条が15県制覇で最多~ビルダー28県に減少、1位企業は低層と近い
- 売上高は増収維持、過去最高更新の大台超え~大和5兆、積水3兆、オープン1兆円
- 大手の戸建請負売上比率は低下続き15%台~今後も拡大見込みの海外事業は20%超へ
- 利益二極化傾向の中、利益率はやや低下か~大手メーカー最高益に対し、分譲系大幅減益へ
- スムストックが初の2,000棟超え~リフォーム+買取再販で優良ストック流通
2.自治体別トップ3企業の市場掌握力分析
- 自治体別市場掌握力は分譲ビルダーが強いが23年度はハウスメーカーが若干盛り返す
- No.1獲得自治体数は一条工務店が1位、オープンハウスは2位に後退
- 市場規模の小さいローカルでも強い一条と主要都市部に集中するオープンハウス
- オープンハウスはNo.2に大差でのNo.1が多い
- 今回集計対象の自治体の約4割で一条工務店がトップ3に入る
- 住宅着工に占める建売の比率が高い自治体は大手分譲ビルダーの寡占市場となっている
3.住宅FC・VCの最新商品トレンド
- 高性能化が進む中でいかに断熱訴求を行う?
- 平屋ブームの勢いは止まらない
- コラボ商品は暮らし方提案において効果的?
- エンドユーザーのニーズに合わせ商品およびFCVCのあり方も多様化
- ブランドの価値をいかに届けるか
【4.その他】
- 【住宅メーカー・エリア深耕策】
- 額ベース経営が進行し、営業分業制が進み始める~東京
- 額にこだわり営業分業制が進む中、棟を意識するなら都下と他エリア受注か
- 棟数ベースで+15%、金額ベースはそれ以上と絶好調~住友林業
- 東京で家を持つ意味=資産価値を活かす賃貸併用住宅が好調~旭化成ホームズ
- 3rdレンジ比率50%超で1棟平均6,500万円を超える~積水ハウス
- 好調の賃貸住宅受注が展示場受注の厳しさをカバー~ミサワホーム
- 前期の過去最高売上&利益をクリアペースで好調持続~パナソニックホームズ
- 商品別事業部体制で棟数を維持して1棟単価UPを狙う~三井ホーム
- 【ビルダー業界維新】
- 災害対策が1つの決め手?~福島
- 人口減・高齢化の加速に対し県は独自の支援制度を打ち出す
- 飯田Gやハウスメーカーの存在感強い中、地場勢はどういった戦略を取るべきか
- 地場ビルダー県内2強は苦戦中?~ウェルズホーム・大成ハウス
- FCに加盟しマルチブランド戦略進める~ウンノハウス
- ハイグレード商品と「PlusMe」の取扱い開始~アトラスハウス
- 【住宅業界のDX戦略】
- 「理想の住宅会社に出会える!」新ポータルサイト登場~Trust Lead「Homin」
- Instagram、YouTubeで住宅会社を選ぶ時代~SNS運用をサボると未来はキビしい?
- フォロワー数や口コミで住宅会社を評価~新ポータルサイト「Homin」登場
- 「Homin」で新販路の確立へ
- 【WEB集客戦略】
- 施工事例・イベント案内…「自社更新コンテンツ」作成術
- 【施工事例】アクセス数多く注目度高い~情報の量・質を両立させる工夫を
- 【お客様の声】ランクアップ貢献度高い~過度な自社賞賛に注意、検討初期層へ配慮を
- 【ブログ・コラム】アクセス数への貢献大~反響への導線を意識的に設ける
- 【イベント案内】来場獲得の重要コンテンツ~分かりやすさに加え「掲載開始日」にも注意
- 【住宅会社の動画活用講座】
- 顧客の信頼を得るハウツー動画のポイント
- ペルソナ設定をする
- 視聴者目線に立つ
- 自社の強みを組み合わせる
- 出演者にこだわる
- 【ホームページ定点観測】
- 注目広告ピックアップ~ 2024年7・8月
- 【新商品・新サービス情報 2024年8月】
- 【MONTHLY DATA FILE 2024年7月 県別着工統計データ】
■過去の『月刊TACT』
- 月刊TACT―2024年10月号 (10/17/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 来店客のリフォーム潜在需要を掘り起こす リフォーム市場拡大に貢献か? 小売事業者のリフォーム売上が拡大 声掛けで設備交換需要を掘り起こす家電量販店、ポイント付与とファイ…続きを読む
- 月刊TACT―2024年9月号 (9/17/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 大手ハウスメーカーの上方修正 24年度決算は各社堅調推移~住林、積水、大和は上方修正 好調要因は海外だけじゃない~積水ハウスは請負・ストック・開発で増収増益 【3.特集…続きを読む
- 月刊TACT―2024年8月号 (8/19/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 激動の2024年度、決算は好スタート切る~第Ⅰ四半期決算概況 第Ⅰ四半期決算概ね良好 【3.特集レポート】 1.金利と物価が住宅市況をどう導くか 経済指標の潮目が変わっ…続きを読む
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- 月刊TACT―2024年2月号 (2/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 年初から盛り上がるM&A協奏曲~積水米国法人7,200億円買収、大和はリフォーム強化 積水ハウスの攻めの一手~年間15,000戸、米国第5位に浮上 国内はインテリア強化…続きを読む
- 月刊TACT―2024年1月号 (1/18/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 耐震と断熱リフォームでストック性能向上へ~今年も手厚いリフォーム補助金 新築は耐震性能の一歩先へ、住宅ストックの耐震性向上は急務 住宅支援制度2024年も子育て層に手厚…続きを読む
- 月刊TACT―2023年12月号 (12/15/2023) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 分譲業者の収益力低下は何処まで続くか 分譲市場の苦境が続く?~超高収益から利益急低下へ オープンハウスの戸建事業も一旦踊り場、今期予想では上場後初めて減益 【3.特集レ…続きを読む
- 月刊TACT―2023年11月号 (11/15/2023) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 売上過去最高も減益決算相次ぐ~23 年度上期決算 戸建の減益をその他でカバー 売上高は過去最高更新、今期上方修正も 【3.特集レポート】 1.住宅業界の四重苦を乗り切る…続きを読む
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