月刊TACT―2024年3月号

【1.今月の焦点

  • 持家月次着工14,000戸台の衝撃 -   持家1月着工の激減、5年で3割減 持家着工と出生数が、揃って衝撃的な数字を示した。1月の持家着工は15,000戸割れ、出生数は75万人台と過去最少を更新した。最近の持家着工は前年同月比二桁減が続いており、1…続きを読む

2.トピック・ズームアップ

大手同士が連携して生むシナジー

  • 大和ハウスと大東建託が災害対策連携~巨大企業同士が手を組む時
  • オープンハウスとメルディアの分譲大手連携

3.特集レポート

1.2024年の住宅市場課題③ 収益力向上と株価上昇の好循環を生む

  • 日経平均株価4万円超、最高値更新の追い風~住宅市場にもたらすプラス効果
  • バブル期を超えた稼ぐ力による株高~一方、住宅着工戸数は当時から半減
  • 企業の収益力向上と株価上昇要因の一つか~ハウスメーカーの海外積極投資
  • 国内戸建住宅も堅調な積水と住林~不動産、リフォーム事業等が底上げ
  • 住宅会社の株価は再上昇するか?~低迷組の分譲大手も上昇期待あり
  • 住宅会社の上場来高値更新とPBRとROEの関係

2.2024年の住宅市場課題④今年から本格化する労働力確保競争

  • 持家着工最少記録更新の中、今年向き合う重要課題はヒトと物流の確保
  • 人件費の増加が懸念材料? 対売上高で見れば賃上げもクリア可能
  • 人手不足の悪化は最大の課題~ただでさえ減少進む大工は圧倒的に足りない
  • 人的資本開示を積極的に! 男性育休を始め、社員満足度の充実を
  • ドライバーが足らなくなる物流の問題~大和ハウスは総合的な物流効率化図る
  • 建設コストの増加が住宅不況に拍車? 設計自動化、工期管理・平準化など効率化カギ

3.ビルダーのターゲット選定と価格戦略

  • 資材価格の高騰により販売価格が上昇~マルチブランド戦略の構成が変化する?
  • マルチブランド戦略でシェアを高めているエリアNo.1ビルダーのブランド展開
  • 《松》の商品は断熱等級6・7を備え~設計、施工技術、テクノロジーで付加価値を創出
  • 《竹》の商品はコモディティ化する?~モノ・コトの両面で他社商品と差別化
  • 《梅》の商品は小型化で価格を抑える~単身者や2人世帯向け住宅の需要高まるか

4.その他

  • 【住宅メーカー・エリア深耕策】
  • ハウスメーカーによる「棟」へのこだわりが高まってきた~神奈川

    • 持家着工棟数縮小傾向の中、真剣に棟数を狙い始めるケース増加
    • 今期より規格住宅注力で受注棟数が回復~住友林業
    • 大型化、高付加価値化が進み1棟単価が上昇~旭化成ホームズ
    • 更なる3rdレンジ比率上昇を狙い付加価値提案を徹底~積水ハウス
    • 営業3部門が機能し始めグループ連携力も進化~三井ホーム
  • 【ビルダー業界維新】
  • 土地確保が困難な中いかに攻めるか~宮城

    • 仙台市中心に地価上昇が顕著
    • 今後のテーマは規格と性能の強化~東和総合住宅
    • 物件の魅せ方強化で好調~あいホーム
    • 高性能、パッシブを活かした提案強化進める~北洲
    • 「セルコホームで育った人」に焦点あて紹介受注を強化中~セルコホーム
  • 【特別寄稿】
  • 効用性の高い地震保険・保証の見極め方

    • 腹と頭で異なるリスク判断、家財保険はおまけ
    • 地震リスク対応商品の評価
    • 地震デリバティブ・CATボンド~地震リスクの終着点は投資家
  • 【WEB集客戦略】
  • 「集客減・受注減を生き残る基本戦略」セミナーダイジェスト

    • HP主軸に複数施策でWEB集客全体を改善~特定の施策のみに偏らないよう注意
    • アクセス増、WEB広告を代理店任せにしない~レポートの不明点は確認、分析ツールで把握も
    • HP回遊率向上は分析力+改善精度がカギ~効果高い「テーマ別コンテンツ」
    • 反響増はインサイドセールス強化必須~ランクアップを評価できる目標設定も
  • 【住宅会社の動画活用講座】
  • 入社時期のばらつきや集合研修の課題に対応~パナソニック アーキスケルトンデザイン

    • 全国約380社の加盟店向けに動画を提供
    • 最新情報を更新しながら常時約100本公開
  • 【広告に見る住宅業界】
  • 注目広告ピックアップ~ 2024年2月
  • 新商品・新サービス情報 2024年2~3月 
  • 【MONTHLY DATA FILE 2024年1月 県別着工統計データ】

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■過去の『月刊TACT』

  • 月刊TACT―2024年12月号 (12/13/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 分譲市場の底打ち、見えてきた攻勢の兆し オープンハウスは在庫調整終了、今期も足場固めながら攻めに転じる ケイアイスター不動産は急回復の増益、飯田グループ総利益率も上昇 …続きを読む
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