月刊TACT―2023年12月号

【1.今月の焦点

  • 子育て世帯には大きなメリットを -   子育てエコホーム支援事業スタート 住宅市況において、インフレという足枷は大きく、これから良くなるキッカケはつかめない。10月の持家着工は前年比17.2%減、18,078戸であり、23 年度では最少、10月と…続きを読む

2.トピック・ズームアップ

分譲業者の収益力低下は何処まで続くか

  • 分譲市場の苦境が続く?~超高収益から利益急低下へ
  • オープンハウスの戸建事業も一旦踊り場、今期予想では上場後初めて減益

3.特集レポート

1.減益の22~23年、有力ビルダーの競争力分析

  • 2022~23年はビルダー全体が利益苦戦、販売・着工減少の中での収益力確保
  • ビルダー上位の棟数シェアは上昇維持?~22年度は建売失速ながら23%台へ
  • 大手ビルダー、22年度売上高は明暗~分譲、注文系共に上位は増収多数
  • 成長性ランキング~注文は中堅、県上位企業。分譲ではケイアイ、オープン等大手グループ
  • 22年度経常利益率ランキング~分譲大手の収益力は急低下、注文も苦戦
  • 単価上昇で増収維持が多数、22~23年度に苦戦した利益率の回復急げ

2.インフレ転換期のビルダーの現況~アンケート分析

  • 22年度は増収減益が過半数、23年度はポジティブな見込み
  • WEB資料請求は前期比マイナスに転じる~SNS、WEB広告、WEB予約促進が3大施策
  • 注文住宅の坪単価は2年で8万円弱上昇~2,000万円台半ばがボリュームゾーン
  • 商品戦略は「省エネ性能の向上」がトレンド~再エネ設備はリフォーム商材としても有望
  • 生産性・収益力がビルダーの最重要課題~事業多角化や他社との連携も視野に入る

3.建設現場で活躍する海外人材、受入れには最短1年

  • 人口減少続く日本、建設業は職人の「高齢化」「成り手不足」深刻化
  • 職人育成する住宅会社~給与面など待遇向上で若者呼び込む
  • 海外人材の受入れ制度~技能実習生・特定技能生が工事現場で活躍
  • 海外人材の受入れまで最短1年~来日後はプライベートのフォローも必須
  • 食事会など業務外でも実習生との絆育む~アサヒグローバルホーム
  • ベトナム人スタッフは現場のムードメーカー~住友林業HE、スミリンビジネスサービス

4.その他

  • 【住宅メーカー・エリア深耕策】
  • 平屋アピール必須、予算に合わせず付加価値提案を貫く~茨城

    • ハウスメーカーの平屋比率はさらに伸びる
    • 付加価値提案を徹底し、伝え方も工夫~住友林業
    • 新モデルハウスで単価アップ狙う、平屋提案も積極化~旭化成ホームズ
  • 【ビルダー業界維新】
  • 地価上昇続く広島市、上位陣は土地戦略強化~広島

    • 持家着工22年度以降減少続く~地元銀行は50年ローンで若年層支援
    • 分譲着工が持家上回る広島県~地価上昇続くも土地戦略は必須課題
    • グループ連携で分譲事業推進、無人モデルハウスも展開~トータテグループ
    • 広島1位の奪還へ広島市周辺を開拓~ライフデザイン・カバヤ
    • コロナ禍経て再度新規エリア開拓へ~アイデザインホーム
    • 三位一体のチーム営業で理想の住まいを実現~創建ホーム
    • 「中古×リノベ」客をグループ連携で捕捉~マエダハウジング
  • 【FC・VC分析シリーズ】
  • 日本の住まいを安くしたジャーブネットの幕引き

    • ジャーブネットが25年の歴史に幕引き~これまで業界に果たした役割
    • AQ Groupは新しいネットワークへ
  • 【WEB集客戦略】
  • 新春集客に向け、まだ間に合う打ち手は?

    • WEB集客の中核「自社ホームページ」~集客アップに直結する情報の質を高める
    • 自社ホームページの導線改善で「集客コンテンツ」に触れるお客様を増やす
    • ホームページへの呼び込み強化~即効性はWEB広告、会社によりSNSも有効
    • メルマガ・LINEなどで「動きが無いお客様」の開拓も
    • 新春集客に「後ろ倒し」の傾向?~集客施策は2月までの継続も視野に
  • 【住宅会社の動画活用講座】
  • 規格化・可視化・効率化で生産性向上~フィット

    • 動画教育の課題解決のためクラウドを導入
    • 動画の仕様・進め方を規格化して運用
  • 【広告に見る住宅業界】
  • 注目広告ピックアップ~ 2023年11月
  • 新サービス情報 2023年11月 
  • 【MONTHLY DATA FILE 2023年10月 県別着工統計データ】

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■過去の『月刊TACT』

  • 月刊TACT―2024年12月号 (12/13/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 分譲市場の底打ち、見えてきた攻勢の兆し オープンハウスは在庫調整終了、今期も足場固めながら攻めに転じる ケイアイスター不動産は急回復の増益、飯田グループ総利益率も上昇 …続きを読む
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