【今季のテーマ】決算でわかるハウスメーカーの底力 エリア拡大で業績伸ばす専業系
風向きはストック市場に追い風です。中古戸建と中古マンションの直近1年の成約動向は、新築着工とは真逆にプラス基調で推移しています。特に中古戸建の成約件数はプラス幅が大きく、今年に入ってからは二桁増という月も多いです。
大手ハウスメーカー10社で注力しているスムストックの動きも良くなっています。コロナ禍で足踏み状態が続いていましたが、2023年度のスムストック成約実績は2,090 棟と、初めて2,000 棟を突破しました。
インフレ下で原価も労務費も上がっていく見通しである今、ストックを活かすことの重要性が増しています。
良質な住宅を建て、長期的な維持管理で次の世代へ住み継いでいく。新築とストックの好循環を生むビジネスモデルの構築が、これからの住宅会社には求められます。
~TACTリフォーム-Vol.42 「2024年 秋の焦点」より
大手ハウスメーカー10社で注力しているスムストックの動きも良くなっています。コロナ禍で足踏み状態が続いていましたが、2023年度のスムストック成約実績は2,090 棟と、初めて2,000 棟を突破しました。
インフレ下で原価も労務費も上がっていく見通しである今、ストックを活かすことの重要性が増しています。
良質な住宅を建て、長期的な維持管理で次の世代へ住み継いでいく。新築とストックの好循環を生むビジネスモデルの構築が、これからの住宅会社には求められます。
~TACTリフォーム-Vol.42 「2024年 秋の焦点」より
【特集1】リフォームの収益力上昇を持続!~リフォーム会社の23~24年度収益力分析
・23年度も利益率は高まる? 資材原価上昇の中での利益確保
・収益力ランキング ~旭化成、大和10%超、積水、ファミエス、ミサワも利益率上昇
・大手メーカーは粗利率、生産性共に上昇 専業系は生産性低下
・グループ内のリフォーム利益貢献度高まる 新築戸建利益に対しての比率が上昇
・経費比率は人件費を中心に上昇傾向 ファミエス、ミサワ、一部経費比率低下も
・財務諸表比較 メーカー系、利益率高め財務は健全維持 専業系、全体的に収益率低下
・収益力ランキング ~旭化成、大和10%超、積水、ファミエス、ミサワも利益率上昇
・大手メーカーは粗利率、生産性共に上昇 専業系は生産性低下
・グループ内のリフォーム利益貢献度高まる 新築戸建利益に対しての比率が上昇
・経費比率は人件費を中心に上昇傾向 ファミエス、ミサワ、一部経費比率低下も
・財務諸表比較 メーカー系、利益率高め財務は健全維持 専業系、全体的に収益率低下
【特集2】成長率鈍化もさらなる成長に策アリ~リフォーム専業系企業の競争力分析
・コロナ禍終焉の2023年度、10社計1,274億円
・ニッカ独走、リフォーム売上9.9%増 交換できるくんは25.2%増
・コロナ禍の終焉でエリア拡大進む 専業系有力9社の店舗総数328店舗
・企業成長の原動力は「人」 人材の争奪戦が本格化
・CSアップで再受注促進 ニッカホームはリピート発生率6~7割
・リフォーム規模の拡大進むリフォーム会社 企業ブランディングにも直結
・ニッカ独走、リフォーム売上9.9%増 交換できるくんは25.2%増
・コロナ禍の終焉でエリア拡大進む 専業系有力9社の店舗総数328店舗
・企業成長の原動力は「人」 人材の争奪戦が本格化
・CSアップで再受注促進 ニッカホームはリピート発生率6~7割
・リフォーム規模の拡大進むリフォーム会社 企業ブランディングにも直結
【特集3】潜在的リフォーム需要が市場拡大を促す~家電量販店とホームセンター
・リフォーム潜在需要の発掘者か? 身近で接点の多い小売り事業者
・声掛けで設備交換需要を掘り起こす ヤマダ、エディオンのリフォーム戦略
・ホームセンターのリフォーム取扱店は1,500店超 最大手カインズ300億円超
・新たなコラボレーションで200 億円突破 ホームセンター+専業系フレッシュハウス
・声掛けで設備交換需要を掘り起こす ヤマダ、エディオンのリフォーム戦略
・ホームセンターのリフォーム取扱店は1,500店超 最大手カインズ300億円超
・新たなコラボレーションで200 億円突破 ホームセンター+専業系フレッシュハウス
調査個表掲載企業
リフォーム専業系 | |
アートリフォーム | 従業員300名突破、来期100億円へ |
交換できるくん | 新子会社と連携して今期100億円 |
コープ住宅 | 補助金訴求と無料点検で受注増加 |
CONY JAPAN | リフォーる福岡進出、初月から目標達成 |
ナサホーム | 人員増×生産性向上で業績堅調 |
ニッカホームグループ | 地域販社を合併、効率化図りさらなる業績拡大へ |
ホームテック | 高額受注を堅調に伸ばし70億円突破へ |
ポラスグループ | 多角的販促で堅調維持、買取再販も伸長 |
安江工務店 | リフォーム堅調、空き家みまもりで販路拡大 |
山商リフォームサービス | 新卒採用20 名で今期50億円 |
家電量販店・ホームセンター系 | |
エディオン | 住設値上げの中、約100 万円のパック商品を訴求 |
ヤマダデンキ | 消費者心理を捉えたリフォーム施策で業績拡大 |
コーナン商事 | 大型店舗に専任のリフォーム相談員が常駐 |
コメリ | スタッフ教育を徹底し営業スキル向上 |
ジョイフル本田 | ホームセンターの集客力活かし受注好調 |
全社共通・【個表掲載情報】
・業績推移(6期分)
・組織、業務分担
・住居形態別・工事種別・客層別売上比率
・受注経路、紹介・リピート促進策
・販売戦略(イベント、ショールーム、HP)
・商品戦略(定額制商品 、注力テーマ)
・利益管理(粗利率、営業マン1人当たり売上)
・グループ連携 etc…
【2024年秋の焦点】優良ストックが流通する時代
・戸建でも起こる? 新築と中古の逆転現象
・スムストック2,000棟突破
・良質な住宅と適切な維持管理が好循環のカギ
more…
今季の焦点を読む
【業界トピック】建物がある限り徹底したいオーナーフォロー
・築古建物のリフォーム需要を掘り起こせ~大手ハウスメーカーのリフォーム戦略
・顧客対応力で築いてきたロイヤルティ、事業成長に活きる~旭化成リフォーム
・営業とふれあいアドバイザーが連携、空き家活用もサポート~大和ハウスリフォーム
【リフォーム営業講座】ちょっと変わった(?)集客方法の提案〜セミナー・工事終了後点検
・セミナーをやってみる
・工事後の点検で次の工事を
【1棟まるごとリノベーションの最新動向】地域創生にもつなげる1棟リノベプロジェクト
・築47年再生、家賃相場95%でも人気~青木茂建築工房
・全国でCRE物件の再生、デザイン力活かしたオフィス誕生~リノベる
・地元千葉を盛り上げる! 築35年ホテルを複合施設へ~拓匠開発
■過去の『季刊TACTリフォーム』
- 季刊TACTリフォーム―2024年夏号 (7/1/2024) - 【今季のテーマ】オーナーだけじゃない!新販路確立へ。大手ハウスメーカーのリフォーム戦略 リフォームはまだまだ成長・拡大が見通せる市場です。2023年度は追い風も吹きました。その一つは、3省連携の省エネリフォーム補助金です…続きを読む
- 季刊TACTリフォーム―2024年春号 (4/1/2024) - 【今季のテーマ】経済回復に手厚いリフォーム補助金!住設メーカーもリフォーム需要拡大に備える! 日経平均株価は4万円に到達するなど堅調です。賃上げ率も5.28%と33年ぶりの高水準で、経済が本格的に拡大していく期待も高まっ…続きを読む
- 季刊TACTリフォーム―2024年冬号 (1/15/2024) - 【今季のテーマ】2023年リフォーム市場総まとめ!マンションリフォーム最新動向を追う! 2023年を振り返ると、リフォーム市場は、3省連携の大型補助金の恩恵を受けて、窓リノベブームから始まりました。 先進的窓リノベは総額…続きを読む
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