リフォーム会社の収益力・競争力分析
【今季のテーマ】コロナ禍を踏み台に再成長!ストックシフトが本格化
2022年も秋を迎え、住宅業界ではリフォームと新築の市場の明暗がはっきり分かれてきました。
月次受注を公開する大手ハウスメーカーの22年度8月までの動向を見ると、新築戸建受注は全社が前年比マイナス、リフォームは全社プラスと、大きな差が現れました。
新築戸建は需要が一巡したことに加え、資材価格高騰に伴う住宅価格の上昇が新築市場を鈍化させています。
一方で、リフォームはコロナ禍で顕在化した需要に加え、掘り起こしの余地もまだあると見られます。
リフォーム事業を専業としている企業は21年度さらに店舗を増やし、リフォームコーナーを構える家電量販店やホームセンターが増えたことで、リフォームがエンドユーザーにとってさらに身近になりました。伸び悩んでいたリフォーム市場も今、動き出したかもしれません。
月次受注を公開する大手ハウスメーカーの22年度8月までの動向を見ると、新築戸建受注は全社が前年比マイナス、リフォームは全社プラスと、大きな差が現れました。
新築戸建は需要が一巡したことに加え、資材価格高騰に伴う住宅価格の上昇が新築市場を鈍化させています。
一方で、リフォームはコロナ禍で顕在化した需要に加え、掘り起こしの余地もまだあると見られます。
リフォーム事業を専業としている企業は21年度さらに店舗を増やし、リフォームコーナーを構える家電量販店やホームセンターが増えたことで、リフォームがエンドユーザーにとってさらに身近になりました。伸び悩んでいたリフォーム市場も今、動き出したかもしれません。
~TACTリフォームvol.34「2022 年秋の焦点」抜粋
【特集1】資材価格高騰下でもリフォームの収益回復~リフォーム会社の21~22年度収益力分析
・21年度決算は収益回復、利益率アップ~今期は資材原価上昇影響も
・利益率ランキング、旭化成9.8%で1位~大手メーカーのリフォーム利益回復
・大手は粗利率上昇させ利益回復~売上増で生産性も上昇に転じる
・リフォームによる利益の貢献度は上がらず~新築戸建利益との相対比較もやや低下
・経費比率を下げて粗利を上げる!~積水と旭化成リフォームの利益率上昇
・メーカー系~財務は健全、収益力も回復へ
・専業リフォーム~自己資本比率は上昇
・各社の工事単価アップ策は奏功~単価上昇の効果で利益は上向くか?
・まだまだ続く値上げラッシュ~資材価格高騰影響が今期どう出るか
・利益率ランキング、旭化成9.8%で1位~大手メーカーのリフォーム利益回復
・大手は粗利率上昇させ利益回復~売上増で生産性も上昇に転じる
・リフォームによる利益の貢献度は上がらず~新築戸建利益との相対比較もやや低下
・経費比率を下げて粗利を上げる!~積水と旭化成リフォームの利益率上昇
・メーカー系~財務は健全、収益力も回復へ
・専業リフォーム~自己資本比率は上昇
・各社の工事単価アップ策は奏功~単価上昇の効果で利益は上向くか?
・まだまだ続く値上げラッシュ~資材価格高騰影響が今期どう出るか
【特集2】家電量販店のワンストップリフォーム~潜在的リフォームニーズの発掘
・リフォーム潜在需要を発掘~決断に踏み切る壁を取っ払う
・声掛けから潜在需要を掘り起こす~ヤマダHDのリフォーム戦略
・ヤマダHDの強みはDXと金融事業~3つのリフォームローンで安心購入
・ホームセンターのリフォームも拡大~提案型リフォームにも参入
・多能工化と単品交換工事の効率化~WEB完結の交換できるくんの独自戦略
・ライバルとなるのは異業種にあらず~潜在需要を動かしリフォーム市場拡大目指せ
・声掛けから潜在需要を掘り起こす~ヤマダHDのリフォーム戦略
・ヤマダHDの強みはDXと金融事業~3つのリフォームローンで安心購入
・ホームセンターのリフォームも拡大~提案型リフォームにも参入
・多能工化と単品交換工事の効率化~WEB完結の交換できるくんの独自戦略
・ライバルとなるのは異業種にあらず~潜在需要を動かしリフォーム市場拡大目指せ
【特集3】2021年度、リフォーム再成長期到来~リフォーム専業系企業の競争力分析
・躍進の2021年度、リフォームニーズ旺盛
・リフォーム売上~ニッカがトップ454億円、伸率ではリノベる38.4%増
・ドミナント、エリア拡大が活発化~広域展開9社の店舗総数は308店舗
・コロナ禍で変容したユーザー行動~変化する店舗の在り方
・OB客も重要な受注源泉~DM、LINE、サブスクサービス
・リフォーム会社×リフォーム会社のM&A~エリア拡大、ノウハウシェアでシナジー
・リフォーム売上~ニッカがトップ454億円、伸率ではリノベる38.4%増
・ドミナント、エリア拡大が活発化~広域展開9社の店舗総数は308店舗
・コロナ禍で変容したユーザー行動~変化する店舗の在り方
・OB客も重要な受注源泉~DM、LINE、サブスクサービス
・リフォーム会社×リフォーム会社のM&A~エリア拡大、ノウハウシェアでシナジー
調査個表掲載企業
リフォーム専業系 | |
アートリフォーム | 中古再販ビジネス参入へ |
OKUTA | インサイドセールスでワークライフバランス向上 |
交換できるくん | 住設交換戦略、アパートにもアプローチ |
CONY JAPAN | 代官山新店舗で業界イメージの刷新へ |
ナサホーム | 「ナサ」「みずらぼ」両ブランド過去最高受注高 |
ニッカホームグループ | 店舗拡大で500億円突破 |
フレッシュハウス | SOMPOグループとのシナジー拡大 |
ホームテック | 設立30年の節目に売上高60億円目指す |
山商リフォームサービス | 大型受注が堅調、平均単価400万円台に |
BXゆとりフォーム | 社員教育強化で顧客・社員の満足度向上へ |
家電量販店系 | |
エディオン | こどもみらい住宅支援事業の補助金訴求が奏功 |
ヤマダデンキ | 独自開発の“ノータッチ全自動トイレ”が売行き良好 |
全社共通・【個表掲載情報】
・業績推移(6期分)
・組織、業務分担
・住居形態別・工事種別・客層別売上比率
・受注経路、紹介・リピート促進策
・販売戦略(イベント、ショールーム、HP)
・商品戦略(定額制商品 、注力テーマ)
・利益管理(粗利率、営業マン1人当たり売上)
・グループ連携 etc…
【2022年 今季の焦点】こどもみらいで断熱リフォーム訴求!
・潜在需要が動き出したリフォーム市場
・こどもみらい住宅支援事業は予算終了に注意
・ストックの断熱化は脱炭素への必須課題
more…
今季の焦点を読む
【ハウスメーカー四半期レポート】22年度第Ⅰ四半期、減収ながら受注堅調維持
・受注は堅調維持が続く中、売上増は積水、化学のみで減収も
・受注は約1年に亘って前年比プラス維持~住林上期累計で8%増
【業界トピック】中古住宅の性能をZEHレベルへ~国交省「住宅エコリフォーム推進事業」
・猛暑の夏、電力逼迫、電気料金高騰~省エネ性能向上が必須の時代へ
・省エネリフォーム補助金を「知らない」7割~LIXIL住宅研究所がアンケート結果発表
【リフォーム営業講座】営業スタッフを育てる〜商談のPDCA・カンファレンス・商談同席
・「教える」と「育てる」
・商談のPDCA
・カンファレンス
・商談同席
【リフォーム業界のIT・WEB戦略】システムリニューアルで本見積りまでフォロー~リフィード「イエプロ」
・ハウスメーカー系リフォーム会社も活用~見積り業務を効率化「イエプロ」
・大幅リニューアルでさらに使いやすく~新「イエプロ」がリリース
■過去の『季刊TACTリフォーム』
- 季刊TACTリフォーム―2024年秋号 (10/1/2024) - 【今季のテーマ】決算でわかるハウスメーカーの底力 エリア拡大で業績伸ばす専業系 風向きはストック市場に追い風です。中古戸建と中古マンションの直近1年の成約動向は、新築着工とは真逆にプラス基調で推移しています。特に中古戸建…続きを読む
- 季刊TACTリフォーム―2024年夏号 (7/1/2024) - 【今季のテーマ】オーナーだけじゃない!新販路確立へ。大手ハウスメーカーのリフォーム戦略 リフォームはまだまだ成長・拡大が見通せる市場です。2023年度は追い風も吹きました。その一つは、3省連携の省エネリフォーム補助金です…続きを読む
- 季刊TACTリフォーム―2024年春号 (4/1/2024) - 【今季のテーマ】経済回復に手厚いリフォーム補助金!住設メーカーもリフォーム需要拡大に備える! 日経平均株価は4万円に到達するなど堅調です。賃上げ率も5.28%と33年ぶりの高水準で、経済が本格的に拡大していく期待も高まっ…続きを読む
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