【1.今週の視点】
12月短観/業況判断【大企業製造業】2四半期ぶり改善、先行きは小幅悪化見込む
●日銀短観
日銀が13日発表した12月短観によると、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス14となり、前回9月の13から1ポイント上昇し、小幅ながら2四半期ぶりに改善し2022年3月以来の水準となった。業況判断DIは、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を差し引いて算出する。設備投資需要や自動車生産の回復が景況感を上向かせた。一方、大企業非製造業はプラス33となり、前回9月の34から1ポイント低下し、小幅ながら2四半期ぶりに悪化した。また、先行き判断DIは大企業製造業がプラス13となり小幅悪化を見込み、大企業非製造業はプラス28で悪化を見込んでいる。
今年も残すところあと2週間余り。集客のヤマ場となる新春商戦が近づいている。中長期管理客の呼び込みなど徹底し、一組でも多くのリアル集客につなげたい。
■製造業・非製造業の業況判断(2024年12月)
※業況判断=【「良い」の回答割合】―【「悪い」の回答割合】
資料)日本銀行「短観」2024年12月(全国企業短期経済観測調査)
【2.イベント情報】
2025年新春の【展示場オープン日】と【販促仕掛け】
~【展示場】3日・4日オープンが平均像、【販促】例年並みの仕掛け
【2.受注情報】
11月受注・集客
~【受注】判明14社中プラス8社、前年並み1社、マイナス5社
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1245 (2/10/2025) - 【1.今週の視点】 12月景気動向指数/一致指数(足元)2カ月ぶり改善 ●景気動向 内閣府が7日発表した2024年12月の景気動向指数速報(2020年=100)によると、足元の景気を示す一致指数が116.8となり前月比1…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1244 (2/3/2025) - 【1.今週の視点】 12月新設住宅着工戸数▲2.5%、持家4.6%増/2024年計79.2万戸、▲3.4% ●住宅着工 国土交通省の建築着工統計によると12月の新設住宅着工戸数は62,957戸、前年同月比▲2.5%(前年…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1243 (1/27/2025) - 【1.今週の視点】 全国百貨店売上高/12月2.8%増/2024年6.8%増、19年比3.6%増 ●消費動向 日本百貨店協会が24日発表した12月の全国百貨店売上高は、前年同月比2.8%増、2カ月連続増となった。東京・大…続きを読む