【1.今週の視点】
7月新設住宅着工戸数▲0.2%、3カ月連続減/持家▲4.0%、32カ月連続減
●住宅着工
国交省の建築着工統計によると7月の新設住宅着工戸数は68,014戸、前年同月比▲0.2%(前年7月▲6.7%)、3カ月連続減。利用関係別に持家19,858戸(前年同月比▲4.0%、32カ月連続減)、貸家31,546戸(同4.6%増、3カ月ぶり増)、分譲一戸建9,973戸(同▲9.9%、21カ月連続減)、分譲マンション6,070戸(同4.7%増、2カ月ぶり増)。
また、建築工法別にはプレハブ9,154戸、前年同月比▲5.8%、14カ月連続減、ツーバイフォー8,659戸、同11.3%増、2カ月連続増となる。
地域別、利用関係別伸率は以下の通り。
◇首都圏:持家6.3%増、貸家4.0%増、分譲6.9%増
◇中部圏:持家▲2.0%、貸家▲2.5%、分譲▲5.1%
◇近畿圏:持家▲3.1%、貸家7.6%増、分譲▲11.6%
◇その他:持家▲8.6%、貸家5.7%増、分譲▲17.7%
■新設住宅着工戸数の利用関係別伸び率推移
【2.受注情報2024年7-9月・10-12月受注予想(アンケート調査より)】
~平均像は棟数ベースで7-9月・10-12月とも前年同期比▲1~2%
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
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