【1.今週の視点】
1月月例経済報告/国内景気判断「緩やかに回復」据え置き
●景気動向
内閣府が25日発表した1月の月例経済報告によると、国内景気の総括判断を「このところ一部に足踏みもみられるが、緩やかに回復している」とし前月の判断を据え置いた。
個別項目では「輸出」を「このところ持ち直しの動きに足踏みがみられる」とし下方修正したが、その他の項目は前月の判断を据え置いた。
GDPの半分以上を占める「個人消費」については「持ち直している」となる。なお、内閣府では能登半島地震について、「経済に与える影響に十分留意する必要がある」としている。
住宅市場は、大手中堅住宅メーカー15社全体の23年12月受注棟数伸率が前年同月比1.9%増、集客が同▲5%、24年新春集客が前年同期比▲20%となった。
厳しい市場環境が続いているが、資料請求はプラス基調にある。積極的な仕掛けの継続でリアルな集客・商談に結び付け、一件でも多くの契約につなげたい。
■内閣府「月例経済報告」(令和6年1月)
【2.ビルダー・FC特集】2023年10-12月受注・集客動向
~【受注】ビルダー/比較的健闘、【集客】若干持ち直しの兆し
【3.受注情報①】大和H23年12月受注・集客
~【戸建・分譲】厳しい、【集合】ZEH-M仕様60%、分譲賃貸30%
【4.受注情報②】2024年1-3月、4-6月受注予想
~平均像は1-3月【▲2~3%】、4-6月【前年並み】
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1239 (12/16/2024) - 【1.今週の視点】 12月短観/業況判断【大企業製造業】2四半期ぶり改善、先行きは小幅悪化見込む ●日銀短観 日銀が13日発表した12月短観によると、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス14となり、前回9月の13か…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1238 (12/9/2024) - 【1.今週の視点】 内閣府「景気動向指数」/一致指数(足元)2カ月連続上昇 ●景気動向 内閣府が6日発表した10月の景気動向指数速報(2020年=100)は、足元の景気動向を示す一致指数が前月比2.5ポイント上昇の116…続きを読む
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