【1.今週の視点】
12月街角景気/現状判断・5カ月ぶり改善、先行き判断・2カ月ぶり悪化
●景気動向
内閣府が12日発表した12月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが50.7となり5カ月ぶりに改善した。
忘年会やインバウンドの消費活発化が寄与した。
内閣府では景気判断を「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる」とし、11月の表現を据え置いた。
一方、2-3カ月先の景気の先行きに対する判断DIは49.1となり2カ月ぶりに悪化した。
内閣府では先行きについて「価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている」としている。
●2023年12月受注棟数伸率
★全体12社計…4.6%増、前月比11.1p上昇、9カ月ぶり増
★大手 7社計…▲1.0%、前月比9.4p上昇、9カ月連続減
★中堅 5社計…20.9%増、前月比9.2p上昇、5カ月連続増
■街角景気の推移
【2.12月受注速報】主要12社計4.6%増、9カ月ぶり増
~【受注】戸建/やや持ち直し、アパート/好調、【集客】▲5%、資料請求プラス基調
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1246 (2/17/2025) - 【1.今週の視点】 1月街角景気/現状判断3カ月ぶり悪化、先行き2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が10日に発表した1月「景気ウオッチャー調査」によると、街角の足元の景気実感を示す現状判断指数が48.6となり、前月比0.…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1245 (2/10/2025) - 【1.今週の視点】 12月景気動向指数/一致指数(足元)2カ月ぶり改善 ●景気動向 内閣府が7日発表した2024年12月の景気動向指数速報(2020年=100)によると、足元の景気を示す一致指数が116.8となり前月比1…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1244 (2/3/2025) - 【1.今週の視点】 12月新設住宅着工戸数▲2.5%、持家4.6%増/2024年計79.2万戸、▲3.4% ●住宅着工 国土交通省の建築着工統計によると12月の新設住宅着工戸数は62,957戸、前年同月比▲2.5%(前年…続きを読む