【1.今週の視点】
12月短観/業況判断【大企業製造業】4四半期連続悪化、【大企業非製造業】3四半期連続改善
●日銀短観
日銀が14日発表した12月短観によると、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス7となり、前回9月から1ポイント悪化し、4四半期連続の悪化となった。
ロシアのウクライナ侵攻や円安による原材料やエネルギー価格の高騰が響いた。
一方、大企業非製造業はプラス19となり、前回9月から5ポイント改善し、3四半期連続での改善となった。
政府の全国旅行支援や新型コロナの水際対策の緩和により、宿泊や飲食などサービス業中心に景況感が上向いたことが背景にある。
住宅市場は、主力の戸建請負が受注ベースで厳しい状況が続いており、先行指標の集客も悪化傾向にある。
それでも中身の濃い住宅計画者が確実に動いている。
早仕掛けやWEB活用に注力し、住宅計画者の背中を後押ししたい。
■製造業・非製造業の業況判断(2022年12月)
資料)日本銀行「短観」2022年12月(全国企業短期経済観測調査)
【2.イベント情報】2023年新春の【展示場オープン日】と【販促仕掛け】
~【展示場】26日迄、年始3・4日が平均像、【販促】早めの告知など来場促進に注力
【3.受注情報】2022年11月受注最終集計
~大手中堅15社1.7%増↓、大手10社0.6%増↓、中堅5社7.3%増↓
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
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