●消費動向
総務省が8日発表した3月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は1世帯当たり30万1,230円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比▲0.7%、2カ月連続の減少となった。総務省では基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」とし据え置いた。個人消費の本格回復が待たれる。
住宅市場は主力の戸建請負で相変わらず重い動きが目立つものの、一部持ち直しの兆しも見られる。集客のヤマ場となるGWは来場数が前年並みと期待ハズレだが、手応え・評価は「やや期待できる」と悪くない。ランクアップイベントへの誘導、丁寧なフォローを徹底し、一件でも多く上期受注に結び付けたい。
■消費支出の伸率推移(2人以上世帯)
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