●消費動向
内閣府が21日発表した2月の月例経済報告によると、国内景気の基調判断を「緩やかに回復している」とし、前月の判断から据え置いた。項目別には「住宅建設」と「貿易・サービス収支」で一部表現が変更されたが、全ての項目において前月の判断を据え置いた。
景気の緩やかな回復はなかなか実感できないが、各種景気指標からも若干回復の兆しも感じられる。住宅市場も戸建て請負中心に重い動きが続いているが、先行指標の集客は堅調に推移しており、受注も若干だが上向きの兆しが感じられる。先行きは決して楽観できないが3月期末に向け、ランクアップの仕掛け、丁寧なフォローを徹底し一件でも多くの受注に結び付けたい。
■内閣府「月例経済報告」(平成30年2月)
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