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【1.今週の視点】
1月街角景気/【現状】5カ月ぶり悪化、【先行き】2カ月連続悪化
●景気動向
内閣府が8日発表した1月の景気ウォッチャー調査(街角景気)で景気の現状判断DIが37.9となり、前月比19.6p低下し、5カ月ぶりに悪化した。低下幅は東日本大震災が発生した11年3月(25.2p低下)以来、過去2番目の大きさ。
オミクロン株の感染拡大などが影響した。
一方、2~3カ月先の景気の先行きに対する判断は42.5、前月比7.8p低下、2カ月連続の悪化となった。
住宅市場は、直近の1月受注が大手中堅12社集計で前年同月比▲4.5%、集客が▲10%となった。
オミクロン株の感染急拡大やまん延防止などの影響が出ている。
各種支援策やWEBを最大限有効活用し、一件でも多くの契約に結び付けたい。
●2022年1月受注棟数伸率
★全体12社計…▲4.5%、前月比6.3p上昇、5カ月連続減
★大手 8社計…▲3.4%、前月比8.1p上昇、6カ月連続減
★中堅 4社計…▲8.0%、前月比1.0p低下、4カ月連続減
■街角景気(現状判断・先行き判断)の推移
資料)内閣府「景気ウォッチャー調査」
【2.1月受注速報】主要12社計▲4.5%、5カ月連続減
~オミクロン感染急拡大・まん延防止など影響し【受注】弱含み、【集客】大幅悪化
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1246 (2/17/2025) - 【1.今週の視点】 1月街角景気/現状判断3カ月ぶり悪化、先行き2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が10日に発表した1月「景気ウオッチャー調査」によると、街角の足元の景気実感を示す現状判断指数が48.6となり、前月比0.…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1245 (2/10/2025) - 【1.今週の視点】 12月景気動向指数/一致指数(足元)2カ月ぶり改善 ●景気動向 内閣府が7日発表した2024年12月の景気動向指数速報(2020年=100)によると、足元の景気を示す一致指数が116.8となり前月比1…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1244 (2/3/2025) - 【1.今週の視点】 12月新設住宅着工戸数▲2.5%、持家4.6%増/2024年計79.2万戸、▲3.4% ●住宅着工 国土交通省の建築着工統計によると12月の新設住宅着工戸数は62,957戸、前年同月比▲2.5%(前年…続きを読む