週刊住宅産業エクスプレス―vol.1096

【1今週の視点】

2021年11月新設住宅着工戸数3.7%増/持家5.5%増、貸家1.4%増

●住宅着工
国交省の建築着工統計によると11月の新設住宅着工戸数は73,414戸、前年同月比3.7%増(前年11月▲3.7%)、9カ月連続増となった。

利用関係別には持家25,329戸(前年同月比5.5%増、13カ月連続増)、貸家26,810戸(同1.4%増、9カ月連続増)、分譲一戸建12,509戸(同10.0%増、7カ月連続増)、分譲マンション8,239戸(同1.4%増、4カ月ぶり増)となる。

また、建築工法別にはプレハブ10,114戸、前年同月比4.7%増、7カ月連続増。ツーバイフォー8,526戸、同▲0.4%、8カ月ぶり減となる。

地域別、利用関係別伸率は以下の通り。
◇首都圏:持家3.1%増、貸家▲5.2%、分譲▲0.0%
◇中部圏:持家12.3%増、貸家▲2.7%、分譲16.6%増
◇近畿圏:持家3.1%増、貸家11.5%増、分譲▲24.9%
◇その他:持家5.2%増、貸家4.9%増、分譲44.9%増
 

■新設住宅着工:利用関係別戸数伸率推移
製造業・非製造業の業況判断(2021年12月)資料)国土交通省「建築着工統計調査」

 

【2.業界動向】2021年を象徴するキーワード

~【自社編】新たな取り組み、【業界編】営業・ニーズ変化、資材価格高騰etc
 

【3.市場動向】2021年受注動向

~予想以上の健闘から終盤失速、 2022年も積極的に打って出よう
 
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…  
 

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1235 (11/18/2024) - 【1.今週の視点】 10月街角景気/現状判断・先行き判断とも2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が11日発表した10月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが前月比0.3ポイント低下の47.5となり…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1234 (11/11/2024) - 【1.今週の視点】 財務省「経済情勢報告」/全11地域のうち5地域で判断を上方修正  ●景気動向 財務省が7日発表した10月の「全国財務局管内経済情勢報告」によると、全国の景気判断を「一部に弱さがみられるものの、緩やかに…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1233 (11/5/2024) - 【1.今週の視点】 10月例経済報告/「基調判断」据え置き、「生産」下方修正 ●景気動向 内閣府が29日に公表した10月の月例経済報告によると、国内景気の基調判断を「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」とし、…続きを読む

 

by .