以前にも書きましたが、ハウスメーカーではインテリアの積極的提案が行われています。基本的にインテリアの提案は設計やインテリアコーディネーターが行いますが、それではなかなか完成までに購入に至らないケースがあります。営業担当の段階からインテリアの提案を始め、お客様に意識付けすることで、購買意欲を高めさせる必要があると思います。
そもそもお客様もどこでどんな家具を買えばいいのか分からないと思います。住宅営業は生活を提案する仕事ですので、プランの説明とともに、家具の選び方も説明して、トータルで満足してもらうと一番良いです。
その際営業担当が知識を持って、どれだけ魅力的に家具を語れるかです。ここでは住宅展示場で良く見かける名作家具を少し紹介します。覚えておくとお客様との会話が弾むかもしれません。
- ・Yチェア/ハンス・J・ウェグナー
- いろいろなメーカーの展示場に置いてある、言わずと知れた超名作家具です。
- ・イームズシェルチェア/チャールズ&レイ・イームズ
- 独特な形の座面とポップなカラーが人気。主に書斎で見かけます。
- ・スツール60/アルヴァ・アールト
- とてもシンプルなスツールで80年のロングセラー商品。主に家事コーナーで見かけます。
- ・PHシリーズ/ポール・ヘニングセン
- ダイニングのペンダントライトとして良く使われています。
このような家具はお値段がちょっと張りますが、いい家を提供しているメーカーとしては、いい家具を入れてもらった方がよりよい暮らしができ、顧客満足度もアップするので、積極的に提案していくべきだと思います。ただインテリアに全く興味のないお客様もいらっしゃいますので、最初は雑談程度に切り出すくらいがちょうどいいと思います。(高津)
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