月刊TACT―2021年8月号

【1.今月の焦点

  • リバウンド第Ⅰ四半期決算の回復度 -   前年上回る第1四半期決算 東京オリンピックが閉幕した3連休明けで、日本企業の多くが4~6月期の決算発表を終えた。 ほとんどの企業は前年同期を上回り、コロナ禍決算からのリバウンドは明らかである。 前年からの伸…続きを読む

2.トピック・ズームアップ

住宅会社が金融を手掛ける時代

  • 住宅、家電、家具、まとめてローン一体化~ヤマダネオバンクが誕生
  • オープンハウスも金融に参入、不動産業界では初の取り組み

3.特集レポート

1.アフターコロナ時代の脱リスク経営

  • コロナ禍で考える5つのリスク~脱炭素から始まる未来への道筋
  • 脱炭素経営~66%削減目標へ向け2030年度までにZEHレベル省エネ義務化
  • 需給バランスが崩れるリスク~流れは木材利用、国産材の安定供給目指せ
  • 脱・新築依存で循環型ビジネスへ~ストックを徹底活用し、空き家対策で社会貢献
  • 脱・日本で海外進出、エリアにこだわらない脱・東京の動き
  • 脱・労働生産性~人依存からテクノロジーでの生産性向上へ

2.ローコスト注文大手の真の勝者は何処か

  • 大手ローコスト会社の時代~地方出身企業が戸建のトップ2
  • 受注過去最高のタマホームの好調維持なるか
  • ヒノキヤグループ過去最高受注達成~値上げしても受注年間5,000棟ペースへ上昇
  • アキュラホームの光熱費保証、SABMで進化する工務店支援
  • 工務店ネットワークの新たな風となるか~絆ジャパンとクリエイト礼文
  • 勝ち残りのカギはESGやコンプライアンス~社員・協力業者の確保

3.メディアとしての重要性が高まるYouTube

  • YouTubeはテレビで家族で見るメディアに
  • YouTubeの活用はビルダーが先行
  • コンバージョンを取りやすいのはルームツアー
  • 知識系動画は信頼の獲得を重視する
  • 再生回数を増やす工夫をする
  • YouTubeは先行者利益が得られるタイミング

4.その他

  • 【住宅メーカーの受注動向レポート】
  • 住宅需要はコロナ禍前を上回る勢い、値上げ等を懸念〈2021年度・第1四半期(4~6月)〉

    • 全体着工は9四半期ぶり前年増
    • メーカー受注 ~一昨年度を上回る勢い
  • 【住宅メーカー・エリア深耕策】
  • 建売供給を増やしランクアップ施設としても活用~熊本

    • 20年度の持家着工が全国で最も大きく落ち込んだ熊本県
    • 付加価値提案と大型物件の受注増で実績を大きく伸ばす~積水ハウス
    • グループ連携によるシナジーで受注増大を目指す~大和ハウス
    • 7月開設のハイムミュージアムを活用し競合排除を狙う~セキスイハイム九州
    • ZEH提案注力等でコロナ後もプラスの実績を維持~住友林業
  • 【ビルダー業界維新】
  • 地場有力系は北陸からさらに他エリアへ~富山

    • 持家率全国2位の富山県、木造系住宅会社が上位を席捲
    • TVCM→HP→来場予約のルート確立~石友ホーム
    • コロナ禍も受注好調で昨対プラス~オダケホーム
    • 自由設計から「規格型」へ、インナーガレージ採用率8割に上昇~OSCAR
    • コロナ禍の進出も新潟エリア堅調~アルスホーム
  • 【好調ビルダー事例】
  • 素材と技術力の老舗ビルダーによるYouTube活用~新和建設

    • YouTubeきっかけでHP訪問者数が2.5倍に
    • 動画編集は制作会社のノウハウを活かす
    • 「お客様の声」にはOB客が顔出しで出演
  • 【新時代の住宅営業マネジメント基礎講座】
  • 集客から商談開始まで①〜「なぜ?」と聞くことで、アポ商談が取れる〜

    • 集客から商談開始まで
    • 展示場で着座打合せに進む指導
    • 資料請求→電話をする場合
    • 資料請求→メールをする場合
  • 【WEB集客戦略】
  • 感染拡大下の秋集客、WEB施策のチェックポイント

    • 「来場を検討しているお客様」へは自社の取り組みを丁寧に告知、“慣れ”は厳禁
    • 「来場に抵抗感を持つお客様」へはオンライン上での受け皿を
    • 「資料請求いただいたお客様」への対応~インサイドセールス未実施の会社は導入必須
  • 【広告に見る住宅業界】
  • 未来を見据えた安心・安全・快適訴求を
  • 新商品・新提案情報 2021年7月 
  • 【MONTHLY DATA FILE 2021年6月 県別着工統計データ】

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■過去の『月刊TACT』

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