中古住宅を買い取り、リフォームして販売する中古買取再販事業において、事業成功のポイントの一つとなるのが、中古住宅の仕入れです。参入業者が増加する中、出来るだけ良質な中古住宅を数多く仕入れるために各社がしのぎを削っています。
年間販売件数3000戸超で、業界トップクラスの実績を持つカチタスでは、会社の知名度を高め、家の売却先として認知してもらうためにテレビCMを活用しています。同社が新たに製作し、2015年12月から放映を開始したテレビCMが「でも、なんで?」篇です。
全編アニメーションで製作されたCMの内容は、「このおうち売れるかしら?」と悩む女性の元に、羽が貝、体が鳥の「カイトリ」というキャラクターが登場し、女性の家を査定し、買い取るというものです。
カイトリは、「♪~空き家も古家もとことん買い取りカチタス」と、歌いながら家の内部をチェックしていき、査定金額を女性に提示します。女性が「でも、なんで?」とつぶやくと、カイトリは「弊社がとことん買い取れるのは、リフォームして販売しているから」と事業内容をアピールします。
アニメを使うことで、キャラクターにコミカルな動きをさせることができ、また15秒のCMの中で「カチタス」という社名を3回繰り返すことで、視聴者の印象に残る作り方になっています。
カチタスでは、3か月に一度、地方限定でテレビCMを放映しています。テレビCMの効果は大きく、CM放映後、メールや電話での問い合わせが増えているということです。
TACTリフォーム2016冬号では、カチタスの他、中古買取再販各社の取り組みについても紹介しておりますので、ぜひご確認ください。(恵美)