大和ハウスが昨年10月にリニューアルした「新skye」のモデルハウスが高島平ハウジングステージにオープンし、記者発表会に参加させて頂きました。
5階建のモデルハウスは大和ハウスとしては初で、1階は店舗(ネイルサロン)、2階は二世帯の親世帯部分とし、将来的に賃貸にするプランを取り入れています。3階から5階は自宅スペースで、4・5階には2,720mmの天井高を取り、ゆとりのある空間を作っています。
3階部分には同社が力を入れている防音仕様の「奏でる家」を取り入れています。来場者は60~70代の層も多いということで、老後の趣味のための音楽室として訴求できるほか、二世帯にも有効で孫のピアノの練習をおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に出来るといった提案もできそうです。また価格がリーズナブルで、8帖程度なら約100万円で採用することが出来るのも特徴です。
前年のskye販売棟数は23棟という事で、階層別だと3階建が4割、4階建が3割、5階建が3割といった状況の様です。数こそまだまだこれからといったところですが、平均単価は約26,000万円と、うまく大規模物件を中心に販売できているそうです。
大和ハウスでは今後も多層階に力を入れ、7月には馬込展示場、8月には王子展示場にskyeモデルを投入する予定となっています。またskye拡販に伴い、「スカイエ改善プロジェクト室」という新部署も設立し、積極的に現場のサポートを行います。
設計の自由度や、制震装置などの他、従来よりも価格が下がってきているなど、とても良い商品となっています。後は営業マンが二世帯、賃貸併用住宅などの複合用途の住宅を臆せず提案し、それに対して設計が柔軟に対応することと、本社の新サポート部署が上手く機能することがskye拡販のポイントになりそうです。(高津)
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