【1.今月の焦点】
- 非常事態も安定した供給体制を目指す - コロナ禍がまだ始まったばかりの1 年前、トイレを始めとした部材調達で苦労した。部品の一部を中国で生産していたため、製品の生産自体が滞って、国内の供給が逼迫した。 2ヶ月程で平常に戻ったが、今後も何らかの変化で同様のことは…続きを読む
【2.トピック・ズームアップ】
本当に移住希望者は増えているのか~東京転出超過、人口流出は続く?
- コロナを経験したことによって住み替えたいというニーズが増加
- 東京都人口は20年5月をピークに減少傾向
- 2地域居住、別荘需要への関心も高まる
【3.特集レポート】
1.2021年の市場回復期待とコロナ影響予測
- 2021年はウィズコロナ継続、緊急事態宣言明けに動き出す
- 市場ムードは9月末に掛けて尻上がりか~オンライン商談+支援制度の徹底訴求
- ニューノーマル仕様の商品続出がカギ?~好決算のタマホームの強さ
- 分譲住宅二極化、都心VS郊外~追い風続き、利便性の高い住宅が求められる
- 自然災害とコロナ併せての備え~太陽光発電無料設置から移住まで
- 雇用不安と景気不安と株高バブル懸念~2020年計着工81.5万戸、21年度83万戸目指す
2.市場シフトが進むか、成長持続のストック戦略~リフォーム+既存ストック流通で事業拡大へ
- コロナ禍が変えた消費者の目~新築もリフォームもニューノーマル需要は続く
- 脱炭素への動きは追い風~リフォーム・ストック業界は環境貢献度が高い
- 人生100年時代、空き家削減の長期点検戦略~カチタス等の空き家再生事業も活発化
- 既存ストック流通の時代が始まった~首都圏中古マンション、戸建とも急回復
- 買取再販と個人間売買、共に需要活発化~スター・マイカ出せば売れるが保有物件減少
- 大手ハウスメーカーは買取再販も強化か~大和グループ先行、積水化学も参入
3.市区町別低層住宅着工棟数シェアランキング
- 分譲ビルダー1位の自治体が増加傾向
- 飯田グループのNo.1掌握率は23.6% 、一条とオープンハウスのNo.1自治体数増加
- 市区町No.1の平均シェアは9.5%~オープンハウスが東京・神奈川で高シェア
- エリア別シェアランキング(北海道・東北、北関東、首都圏、北信越、東海、近畿、中四国、九州)
【4.その他】
- 【住宅メーカーの受注動向レポート】
- 着工戸数は続落、コロナ明けに需要急増も〈2020年度・第3四半期(10~12月)〉
- 着工は苦戦続く、持家は16ヶ月ぶり増
- メーカー受注 ~再びマイナスに転落
- 【住宅メーカー・エリア深耕策】
- 県内の都会と田舎でバランス良く異なる戦略を~神奈川
- コロナ禍での転入超過で沸く郊外
- 各種紹介、WEB予約、資料請求などの非展示場受注が増加~旭化成ホームズ
- コロナ禍における「家の中」志向客を上手くキャッチ~住友林業
- 高付加価値路線追求で平均単価5,000万円に~積水ハウス
- 小田原モデルでESG経営を体現する大規模改造に着手~三井ホーム
- 港北ICに体感型ショールーム「ギャラリーパーク」開設~東京セキスイハイム
- 一次取得層を上手くキャッチし戸建受注好調~パナソニックホームズ
- 事業部間連携が進むなど総合力が進化~大和ハウス工業
- 【ビルダー業界維新】
- 競合の舞台は総展からWEBへ、コロナ禍で加速~静岡
- ハイムと浜松出身一条がトップ争い~2大都市、静岡・浜松は地場ビルダーが存在感
- 良デザイン×低価格のグランアーキ発売、都市エリア戦略を構築~ホームポジション
- コロナ禍で建売販売の比重高まる、Z空調の販売がスタート~遠州鉄道
- 「土間」のある家づくり、静岡から愛知、関東へ~福工房
- WEB反響からの受注強化、新ブランドで沖縄進出~百年住宅
- 新規集客苦戦も、紹介戦略で受注確保、静鉄グループ向け販促も奏功~静鉄ホームズ
- 【住宅業界のDX戦略】
- BIM普及へコンサルサービススタート~フリーダムアーキテクツデザイン
- 海外に後れを取る日本建設業界~住宅業界のBIM導入企業は数えるほど
- 国内初のBIMベースでの確認申請、ベトナムにはBIMセンターを開設
- 戸建事業におけるBIM導入の目的~第一にフロントローディング
- BIMコンサルサービススタート~導入から運用まで手厚くサポート
- 【新時代の住宅営業マネジメント基礎講座】
- 新入社員研修の準備(注文住宅の場合)〜注文住宅は、注文を聞いてからつくる
- 聞いてからつくる
- 聞く順番に注意する
- 営業活動の進め方
- 【WEB集客戦略】
- WEBにリソースを割けない会社の「優先順位」
- 最優先は反響率の改善、注力すべきはホームページの「動線」「掲載情報の量・質」
- アクセス数は検索エンジン広告で、来場率は「会える反響」増えれば後回しも可
- 大前提は「WEBへのリソース投下」、まずは確度高い施策に集中し成功体験を
- 【広告に見る住宅業界】
- 2021年は「おうちづくり」の楽しさ訴求を
- 【新商品・新提案情報 2021年1月】
- 【MONTHLY DATA FILE 2020年12月 県別着工統計データ】
■過去の『月刊TACT』
- 月刊TACT―2024年12月号 (12/13/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 分譲市場の底打ち、見えてきた攻勢の兆し オープンハウスは在庫調整終了、今期も足場固めながら攻めに転じる ケイアイスター不動産は急回復の増益、飯田グループ総利益率も上昇 …続きを読む
- 月刊TACT―2024年11月号 (11/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 売上過去最高と増益転換~24年度上期決算 売上高・利益は過去最高更新、上方修正へ 戸建受注回復し、一部棟数増加企業も 【3.特集レポート】 1.持家20万戸時代、住宅市…続きを読む
- 月刊TACT―2024年10月号 (10/17/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 来店客のリフォーム潜在需要を掘り起こす リフォーム市場拡大に貢献か? 小売事業者のリフォーム売上が拡大 声掛けで設備交換需要を掘り起こす家電量販店、ポイント付与とファイ…続きを読む
- 月刊TACT―2024年9月号 (9/17/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 大手ハウスメーカーの上方修正 24年度決算は各社堅調推移~住林、積水、大和は上方修正 好調要因は海外だけじゃない~積水ハウスは請負・ストック・開発で増収増益 【3.特集…続きを読む
- 月刊TACT―2024年8月号 (8/19/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 激動の2024年度、決算は好スタート切る~第Ⅰ四半期決算概況 第Ⅰ四半期決算概ね良好 【3.特集レポート】 1.金利と物価が住宅市況をどう導くか 経済指標の潮目が変わっ…続きを読む
- 月刊TACT―2024年7月号 (7/16/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 減益の分譲系に対して注文大手増収増益も~ビルダー2023年度決算 ビルダー決算まちまち、分譲大手は軒並み大幅減益 【3.特集レポート】 1.市場牽引する有力ビルダーに見…続きを読む
- 月刊TACT―2024年6月号 (6/14/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 株高は住宅市場に恩恵をもたらすか 株高がもたらす恩恵は富裕層に留まらず、住宅・リフォーム業界にはプラス 住宅会社の株価動向もやや軟調~米国事業だけでなく国内強化を目指す…続きを読む
- 月刊TACT―2024年5月号 (5/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 過去最高と大幅減益明暗分かれる~23年度決算 総合メーカー堅調、分譲系は利益大幅減 【3.特集レポート】 1.住宅着工80万戸、持家20万戸時代 住宅着工80万戸ギリギ…続きを読む
- 月刊TACT―2024年4月号 (4/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 ストック性能向上の好機到来 リフォーム市場は拡大期に突入~断熱リノベで快適性と経済性メリット訴求 補助金と日経平均株価の資産効果も追い風?~ストック性能向上は急務 【3…続きを読む
- 月刊TACT―2024年3月号 (3/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 大手同士が連携して生むシナジー 大和ハウスと大東建託が災害対策連携~巨大企業同士が手を組む時 オープンハウスとメルディアの分譲大手連携 【3.特集レポート】 1.202…続きを読む
- 月刊TACT―2024年2月号 (2/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 年初から盛り上がるM&A協奏曲~積水米国法人7,200億円買収、大和はリフォーム強化 積水ハウスの攻めの一手~年間15,000戸、米国第5位に浮上 国内はインテリア強化…続きを読む
- 月刊TACT―2024年1月号 (1/18/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 耐震と断熱リフォームでストック性能向上へ~今年も手厚いリフォーム補助金 新築は耐震性能の一歩先へ、住宅ストックの耐震性向上は急務 住宅支援制度2024年も子育て層に手厚…続きを読む
ロングセラー商品定期購読月刊TACT