10月26日、27日の2日間、東京ビッグサイトで開催されている「ジャパンホームショー」に行ってきました。建材、設備、システムなど、出展者ブースでは様々な製品・商品のプロモーションが行われていましたが、私の主な目当ては、会場内で開催される各種セミナーでした。
26日は、創業から数年で急成長している若手経営者達が、自社のこれまでの経営戦略について話す「経営サミット」を聴講しました。FacebookやInstagramの活用、プロモーションに使用する写真やキャッチコピーへのこだわり、常設モデルハウス以外での集客、客とのコミュニケーションの取り方など、各社それぞれ、従来の住宅会社の戦略とは少し異なる、新しい切り口で業績を伸ばしていました。登壇された工務店・ビルダーの経営者は皆さま私と同年代の40歳前後。現在の一次取得層である20~30代に近い感性で、「どうすれば売れるのか?」を具現化していました。
27日は、千金堂FCのグループ会社が始めた新たな住宅VCの「ジブンハウス」のお話を伺いました。「家はスマホで買う時代」をコンセプトとして、売り手ではなく、買い手であるデジタルネイティブ世代が使いやすいプラットフォームを構築していました。
2日間を通して、住宅の売り方がこれから大きく変わっていくのであろうことを実感しました。
「TACT」次号の11月号では、「ジブンハウス」の取材記事の他、震災から約半年が経過した熊本県のビルダー特集を掲載する予定です。(布施)