【1.今週の視点】
9月実質賃金▲1.1%/マイナス幅縮小傾向も7カ月連続減
●所得環境
厚生労働省が6日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金が前年同月比▲1.1%となり、7カ月連続で前年を下回った。
5月の▲2.3%を底にマイナス幅は縮小傾向にあるが、コロナ以降、前年のハードルが低い中でのマイナス基調が続いている。
所得の伸び悩みに加え、コロナ禍での労働時間の減少、残業代の落ち込みなどを反映している。
住宅市場では、受注は4・5月を底に回復傾向にあるが、所得が伸び悩む中で、やはり慎重な顧客が目立つ。
それでも住宅や暮らし方への関心は高くなっており、中身の濃い住宅計画者が目立つ。安心・安全の資金計画を含め、魅力ある提案で住宅計画者の背中を後押ししたい。
■実質賃金の伸率推移
資料)厚生労働省「毎月勤労統計調査」
【2.商品情報】『WEB戸建住宅』のその後
~コロナ禍で、WEB住宅の受注は伸びているのか?
【3.イベント情報】2020年11月開催のイベント情報
~WEB中心に積極的な仕掛け目立つ
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
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- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1238 (12/9/2024) - 【1.今週の視点】 内閣府「景気動向指数」/一致指数(足元)2カ月連続上昇 ●景気動向 内閣府が6日発表した10月の景気動向指数速報(2020年=100)は、足元の景気動向を示す一致指数が前月比2.5ポイント上昇の116…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1237 (12/3/2024) - 【1.今週の視点】 10月新設住宅着工戸数▲2.9%、6カ月連続減/持家9.0%増、35カ月ぶり増 ●住宅着工 国土交通省の建築着工統計によると10月の新設住宅着工戸数は69,669戸、前年同月比▲2.9%(前年10月▲…続きを読む