今の世の中のトピックは、トランプ大統領の誕生。住宅業界トピックでは、トヨタホームがミサワホームを子会社化するというニュースでしょうか。
住宅業界でもこのような経営統合は、度々ビルダーで起きて来ましたが、ハウスメーカーの大型グループ化の話題は久しぶりです。
これからこういった話はますます増えていくでしょう。異業種も含めて多くの会社が買ったり、買われたりと、住宅業界に留まらない企業の動きが出てくるものと思われます。
なかなかいいじゃないと驚いたM&Aを、独断と偏見で選ぶと以下があります。
- ① オープンハウスがアサカワホーム子会社化
- 都市型分譲大手と、注文大手ビルダーのタッグはなかなかいい効果を生んでいそうです。
- アサカワは直近で370億円規模まで拡大。今年10月から「オープンハウス・アーキテクト」
- になりました。
- ② ヘルシーホームがナスタの子会社に
- あの高収益ビルダーで岡山№1のヘルシーホームが!これからの展開が楽しみです。
- ③ 一建設が城南建設を子会社化、そして飯田グループ経営統合
- かつては神奈川で圧倒的な力を見せた城南建設がパワーダウンして来た時に、
- 一建設が買収。その後飯田グループも経営統合、城南は住宅情報館に。
- ④ 桧家住宅が三栄ハウス、北都ハウス工業、レスコハウスを傘下に
- 桧家のビルダー買収、始まりはかつての神奈川№1ビルダーである三栄ハウス、
- そして超ローコストの走りである北都ハウス(現パパまるハウス)、コンクリートの
- レスコと、バラエティに富んでいます。
- ⑤ ヤマダ電機がエスバイエルを買収
- 異業種の巨大企業による、住宅業界への本格参入劇として、記憶されます。
まだまだライザップの例などたくさんありますが、代表的なところはこんなところでしょう。トヨタ=ミサワ連合が出来ることにより、これから企業統合に拍車が掛かるかもしれません。生き残りのため、更なる飛躍のため、住宅業界は変化を遂げていきます。(関)