WEBは集客への動線ツール

『TACT』の取材等では、主に住宅会社(私の場合は主にビルダー・工務店)の方とお会いしてお話を伺うことが多いのですが、住宅周辺の関連事業の方とお会いすることも少なくありません。最近少し増えているのが、広告代理店やポータルサイトの運営会社、住宅FCのブランディング担当者などです。また、住宅会社の経営者でも、最近では広告、IT等の異業種出身者が増えてきているように感じます。
こうした方々は、住宅を「売ること・建てること」に長けている方とはまた違った視点で、住宅を「売る・建ててもらうまでの動線を引くこと」の独自のノウハウを持ち、市場やユーザーの変化に対応していると感じます。
■WEB(特にSNS)の使い方
■来場のハードルの下げ方
■初回接客での距離の縮め方
など、成功事例としてなるほどと思えることが多いです。具体的には、Instagramのハッシュタグ投稿(で情報を拡散してもらう)キャンペーン、入居前の完成邸でも入居後のOB宅でも見せたいときに予約が取れるポータルサイト等です。

WEBを使った集客やブランディングは住宅会社も早期に取り組むべきでしょう。
3月9日、10日に、取材でご縁があった広告代理店とのコラボで、集客・WEBをテーマにしたセミナーを開催します。ご興味のある方はぜひご参加ください。(布施)

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この記事の著者

布施 哲朗

2007年8月に住宅産業研究所へ入社。TACT編集部、マーケティング部を経て、2011年12月にTACTデスク、2018年11月にTACT編集長に就任。
同誌では、ビルダーを中心に全国各地の住宅会社へ直接取材を行い、最先端の商品戦略・営業戦略の情報を収集し記事を執筆、他媒体への記事提供も行う。一方で、建売住宅、リフォーム、海外市場など、多分野の調査資料を作成する他、受託調査、講演、セミナーも行っている。

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