【1.今週の視点~日銀6月「生活意識アンケート」/景況感指数4四半期連続悪化】
●景気動向
日銀は5日、6月の「生活意識に関するアンケート調査」の結果を発表した。「現在の景況感を1年前と比べてどう思うか?」という質問に対して、「良くなった」の回答が3.7%となり、前回3月調査比で1.1ポイント低下した。
「良くなった」の回答割合(3.7%)から「悪くなった」の回答割合(28.7%)を引いた景況感指数は▲25.0となり4期連続悪化、3年ぶりの低水準となった。日銀では、中国景気の減速や米中貿易摩擦が影響したとみている。
内閣府が1日発表した6月の消費動向調査では、消費者心理を示す消費者態度指数が9カ月連続で悪化した。内閣府が5日発表した5月の景気動向指数では基調判断が「下げ止まり」に上方修正されたが先行き不透明感は否めない。
住宅市場は7月に入っても主力の戸建請負で急がない住宅計画者が目立つようだ。積極的な仕掛け、期待値を超える商談で住宅計画者の背中を後押ししたい。
■日銀「生活意識に関するアンケート調査」(2019年6月)
【2.業界動向】
住宅メーカーの海外事業戦略
~アメリカ中心に東南アジアなど海外事業拡大傾向
~アメリカ中心に東南アジアなど海外事業拡大傾向
【3.トピック】
ミサワホームが新海誠監督の最新作「天気の子」協賛
~コラボCM、コラボグッズ等展開
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、住友林業、パナソニックホームズ、旭化成ホームズetc…
~コラボCM、コラボグッズ等展開
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、住友林業、パナソニックホームズ、旭化成ホームズetc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1237 (12/3/2024) - 【1.今週の視点】 10月新設住宅着工戸数▲2.9%、6カ月連続減/持家9.0%増、35カ月ぶり増 ●住宅着工 国土交通省の建築着工統計によると10月の新設住宅着工戸数は69,669戸、前年同月比▲2.9%(前年10月▲…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1236 (11/25/2024) - 【1.今週の視点】 10月消費者物価指数2.3%上昇/電気・ガス代負担軽減策で2カ月連続低下 ●消費者物価 総務省が22日に発表した10月の全国消費者物価指数(2020年=100)によると、変動が大きい生鮮食品を除く総合…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1235 (11/18/2024) - 【1.今週の視点】 10月街角景気/現状判断・先行き判断とも2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が11日発表した10月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが前月比0.3ポイント低下の47.5となり…続きを読む