月刊TACT―2019年4月号

【1.今月の焦点

  • 令和は生産性向上・効率化の時代 - 新年度がスタートし、間もなく「令和」という新しい時代が始まる。そしてこの4月から大きな法案が2つ施行された。働き方改革法案と、改正入管法である。どちらも如何に効率良く働いてもらうかという生産性を見据えた法案であり、住宅業…続きを読む

2.トピック・ズームアップ

新次代はストック時代の幕開けとなるか

  • ①令和時代はストックの時代となるか、インスペクションの浸透は進んだか
  • ②大手メーカーのスムストック1万棟へ、知名度を高めて優良住宅の流通促進

3.特集レポート

1.平成30年の住宅業界史(1) 平成時代の住宅市場着工推移~バブルと消費増税と災害、ストック・エネルギー

  • ①平成の住宅着工は70~160万戸台を推移~増税と災害、振り返る平成30年間の歴史
  • ②平成30年の持家の歴史~ピーク平成8年度の63万戸から半減以下に
  • ③平成30年の賃貸住宅の歴史~平成4年生産緑地法と27年相続税改正
  • ④平成30年の分譲住宅の歴史~バブル崩壊から平成20年リーマン危機の激動
  • ⑤平成30年の工法別の歴史~平成7年プレハブ21.5%ピーク、迫る2×4
  • ⑥平成30年のリフォームの歴史~伸び悩む市場だがストックの将来性は大
  • ⑦平成18年、良質なストック活用に舵切り~マンションリフォーム、スムストック本格化
  • ⑧平成30年のエネルギー政策と今後の課題~性能表示からFIT、ZEH推進から空き家対策

2.平成30年の住宅業界史(2) 平成時代の業界勢力図の変遷~ハウスメーカーVSビルダーのシェア攻防

  • ①平成の業界勢力は激変、ハウスメーカーからビルダーへ
  • ②平成初期の大手ハウスメーカーは2万棟超~大手5社と準大手4社時代
  • ③平成後期、大手の多角化が進む~積水大和の二大ハウスメーカーの時代
  • ④平成10年、タマホームの誕生とローコストビルダーの台頭
  • ⑤平成20年、リーマン危機淘汰進む
  • ⑥平成25年、飯田グループ全国№1企業誕生
  • ⑦平成28年、ビルダー県№1が過半数超え~アパートは平成中期に激戦期
  • ⑧平成8年、№1新築そっくりさん登場から、積水ハウスが平成26年リフォーム№1企業へ
  • ⑨平成30年の倒産とM&Aの歴史~ビルダーの栄枯盛衰、これからの企業経営

3.都心人気エリアと地方郊外エリアの土地需要

  • ①三大都市圏の地価上昇幅が拡大、地方圏の住宅地も27年ぶりに上昇
  • ②都市圏と地方圏の地価動向は二極化、地方都市はコンパクトシティ化を進めるべき
  • ③インバウンド需要を狙い住宅会社が取り組む宿泊事業
  • ④人口は東京一極集中が加速、住宅需要は地方中核都市や都心周辺
  • ⑤新築マンションは都心回帰が進む、オープンハウスはホーク・ワン連結で売上純増

4.その他

  • 【住宅メーカー・エリア深耕策】
  • 本来の市場に戻った今、再度営業マンの強化が必要となる~福島

    • ①震災から8年、復興需要は落ち着き課題が浮き彫りに
    • ②受注を拡大するカギとなるのは?
    • ③モデルハウスの建替えを実施し、集客・受注アップに注力~積水ハウス
    • ④各エリアにxevoΣモデルを配置し単価アップに貢献~大和ハウス工業
    • ⑤「暖かい家」をキーワードに入居宅案内に注力~住友林業
    • ⑥分譲モデルとイベント強化で住まい方提案に注力~パナソニックホームズ
  • 【ビルダー業界維新】
  • 準メーカー的な地場ビルダーが現れるか~鳥取・島根

    • ①米子~出雲エリアに持家着工の6割が集中
    • ②ビルダーは準メーカー的ポジションを狙え
    • ③業界トップの高性能+悩み解決のコト提案 ~一条工務店山陰
    • ④鳥取で県内100棟を目指せるビルダーは?
    • ⑤鳥取市内に単展、桧家FCで岡山に進出~ウッズカンパニー
    • ⑥OB客との関係を強化する店舗事業~ヤマタホーム
    • ⑦セカンドブランドで出雲に進出~アート建工
    • ⑧島根はローコスト特化の中央建設が好調
  • 【好調ビルダー事例】
  • 埼玉北部から県外へと事業エリア拡大を計画~ファイブイズホーム

    • ①埼玉県北部中心にドミナント型出店~県内8市でランキングNo.1
    • ②全社員によるポスティングを毎週実施~各種媒体を活用し、地域知名度の向上図る
    • ③2015年に群馬県へ県外初進出~栃木、茨城、埼玉西部へとエリア拡大
  • 【紙上セミナー】
  • 明日から使えるソフト提案事例~ペット編

    • ①ペットを家族の一員として扱うこと
    • ②プランニングでは、動線を考慮
    • ③遊び要素もペットのために必要
  • 【広告に見る住宅業界】
  • 新時代へ向け、旗幟鮮明に
  • 新商品・新提案情報 2019年3月 
  • 【MONTHLY DATA FILE 2019年2月 県別着工統計データ】

 
入会のお申込み

 

■過去の『月刊TACT』

  • 月刊TACT―2024年11月号 (11/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 売上過去最高と増益転換~24年度上期決算 売上高・利益は過去最高更新、上方修正へ 戸建受注回復し、一部棟数増加企業も 【3.特集レポート】 1.持家20万戸時代、住宅市…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年10月号 (10/17/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 来店客のリフォーム潜在需要を掘り起こす リフォーム市場拡大に貢献か? 小売事業者のリフォーム売上が拡大 声掛けで設備交換需要を掘り起こす家電量販店、ポイント付与とファイ…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年9月号 (9/17/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 大手ハウスメーカーの上方修正 24年度決算は各社堅調推移~住林、積水、大和は上方修正 好調要因は海外だけじゃない~積水ハウスは請負・ストック・開発で増収増益 【3.特集…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年8月号 (8/19/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 激動の2024年度、決算は好スタート切る~第Ⅰ四半期決算概況 第Ⅰ四半期決算概ね良好 【3.特集レポート】 1.金利と物価が住宅市況をどう導くか 経済指標の潮目が変わっ…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年7月号 (7/16/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 減益の分譲系に対して注文大手増収増益も~ビルダー2023年度決算 ビルダー決算まちまち、分譲大手は軒並み大幅減益 【3.特集レポート】 1.市場牽引する有力ビルダーに見…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年6月号 (6/14/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 株高は住宅市場に恩恵をもたらすか 株高がもたらす恩恵は富裕層に留まらず、住宅・リフォーム業界にはプラス 住宅会社の株価動向もやや軟調~米国事業だけでなく国内強化を目指す…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年5月号 (5/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 過去最高と大幅減益明暗分かれる~23年度決算 総合メーカー堅調、分譲系は利益大幅減 【3.特集レポート】 1.住宅着工80万戸、持家20万戸時代 住宅着工80万戸ギリギ…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年4月号 (4/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 ストック性能向上の好機到来 リフォーム市場は拡大期に突入~断熱リノベで快適性と経済性メリット訴求 補助金と日経平均株価の資産効果も追い風?~ストック性能向上は急務 【3…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年3月号 (3/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 大手同士が連携して生むシナジー 大和ハウスと大東建託が災害対策連携~巨大企業同士が手を組む時 オープンハウスとメルディアの分譲大手連携 【3.特集レポート】 1.202…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年2月号 (2/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 年初から盛り上がるM&A協奏曲~積水米国法人7,200億円買収、大和はリフォーム強化 積水ハウスの攻めの一手~年間15,000戸、米国第5位に浮上 国内はインテリア強化…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年1月号 (1/18/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 耐震と断熱リフォームでストック性能向上へ~今年も手厚いリフォーム補助金 新築は耐震性能の一歩先へ、住宅ストックの耐震性向上は急務 住宅支援制度2024年も子育て層に手厚…続きを読む
  • 月刊TACT―2023年12月号 (12/15/2023) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 分譲業者の収益力低下は何処まで続くか 分譲市場の苦境が続く?~超高収益から利益急低下へ オープンハウスの戸建事業も一旦踊り場、今期予想では上場後初めて減益 【3.特集レ…続きを読む

 

by .