月刊TACT―2024年8月号

【1.今月の焦点

  • 不確実性が高まり薄れる資産効果 -   株高基調一変、令和のブラックマンデー パリオリンピックの熱戦の裏で、市場では大きな変化が起こり続けていた。8月の経済指標は、誰も想定していなかった振れ幅で動いた。8月5日の株価の大暴落は「令和のブラックマン…続きを読む

2.トピック・ズームアップ

激動の2024年度、決算は好スタート切る~第Ⅰ四半期決算概況

  • 第Ⅰ四半期決算概ね良好

3.特集レポート

1.金利と物価が住宅市況をどう導くか

  • 経済指標の潮目が変わった?~為替と株価、激動で不透明さ増す
  • 金利動向~ついに変動金利が上昇へ、日銀追加利上げが与える影響は何か?
  • インフレの動向~2%超え続く、賃金と物価の好循環は来るのか
  • 原材料価格の動向~下落してきた木材価格も上昇に反転か?
  • 住宅価格の動向~高止まり続く、分譲・規格とセミオーダーで効率化進める
  • 住宅着工の動向~70万戸台へ突入、24年度持家二桁減なら20万戸割れ

2.並び立つ強豪ビルダーの競争力分析~マグニフィセント・セブンと地域№1

  • 厳しさ続く戸建市場で成長維持する強豪ビルダーが割拠
  • 一条工務店との競合~北海道ロゴス№1へ、愛知はクラシスが躍進
  • タマホームとの競合~九州地区で激戦、北陸は石友ホームG維持
  • アイ工務店との競合~近畿はヤマト奮闘、性能コスパ系で激戦化
  • 県№1を取るカバヤ、ノーブル、シアーズ~地元での成功を武器にエリア拡大
  • 地域№1ビルダーも高い成長力と収益力~100億円規模の強豪ビルダーも多数

3.これからの住宅FC・VCに求められるものは

  • FC・VC加盟店の23年度棟数は平均▲9.5%
  • 中小工務店の淘汰が進みFC・VCの加盟社数・店舗数も減少傾向
  • FC・VC本部の加盟店サポートは集客・受注の底上げから採用・経営まで
  • FC・VCのセカンドブランド戦略
  • ビルダーの商品・ノウハウの水平展開~独自工法による非住宅のサポートも
  • ビルダー同士の勉強会組織が活況

4.その他

  • 【住宅メーカー・エリア深耕策】
  • 経済環境の転換で住宅需要の変化なるか〈 2024年度・第Ⅰ四半期(4~6月)〉

    • 着工は5四半期ぶりプラス
    • メーカー受注 ~若干減まで戻す
  • 【住宅メーカー・エリア深耕策】
  • 米国事業の基盤確立から次のステージへ~海外

    • 海外注力3社は米国事業が大きく拡大
    • 米国戸建事業好調で23,000戸体制目指すほか収益基盤の安定化と多角化を推進~住友林業
    • 海外でも事業多角化を加速させ更なる成長へ~大和ハウス工業
    • 米国で大型M&Aを成功させ引渡し戸数全米5位の規模に~積水ハウス
    • ユタ州のビルダー子会社化で米国西部に進出~ミサワホーム
  • 【ビルダー業界維新】
  • 県外にもエリア広げる攻めのビルダーが続出~鹿児島

    • 県内唯一の人口増加自治体は姶良市~県全体の住宅着工に占める平屋比率は55.0%
    • 国分ハウジンググループがダントツ~二番手は七呂・ヤマサ・トータルの三つ巴
    • マルチブランドと多店舗展開でシェアを高める~国分ハウジンググループ
    • 分譲モデル、完成見学会で暮らし提案を訴求~七呂建設
    • リフォーム強化でショールーム2店舗開設~ヤマサハウス
    • 健康にこだわった全館空調の家づくり~晃栄住宅
    • 立ち上げから3年余りで県内上位の棟数実績~NEOデザインホーム
  • 【FC・VC 分析シリーズ】
  • 40周年を機に共感訴求のための体感型施設をオープン~アイフルホーム

    • 新施設は地域に開放することで集客数と契約率の向上に繋げる狙い
    • 1階は子育て提案がてんこ盛り、2階は主に育客のために活用
    • 「あそべる家」をはじめとした新たな取り組みの結実に期待
  • 【WEB集客戦略】
  • お客様の情報収集、WEB急増で展示場に迫る<国交省「住宅市場動向調査」より>

    • 会社選び・物件選びのWEB活用率~注文は展示場に迫る、分譲も大幅増
    • 注文では3人に1人、分譲も半数近くがWEB上で問合せ・見学申込
  • 【住宅会社の動画活用講座】
  • コンバージョンにつながるルームツアー作成法

    • ①オープニングは簡潔にまとめる
    • ②見どころを分散させる
    • ③視聴者にアクションを促す
    • ④自社の強み・PRポイントを盛り込む
    • ⑤エンディングも簡潔に
  • 【ホームページ定点観測】
  • 注目トピックス~ 2024年8月
  • 新商品・新サービス情報 2024年7月 
  • 【MONTHLY DATA FILE 2024年6月 県別着工統計データ】

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■過去の『月刊TACT』

  • 月刊TACT―2024年8月号 (8/19/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 激動の2024年度、決算は好スタート切る~第Ⅰ四半期決算概況 第Ⅰ四半期決算概ね良好 【3.特集レポート】 1.金利と物価が住宅市況をどう導くか 経済指標の潮目が変わっ…続きを読む
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