週刊住宅産業エクスプレス―vol.1208

【1今週の視点】

4月月例経済報告/基調判断「景気はこのところ足踏みも緩やかに回復」据え置き

●景気動向
内閣府が23日に発表した4月の月例経済報告によると、景気の総括判断を「このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復している」とし、前月の判断を据え置いた。

個別項目では全ての判断を据え置いたが、「業況判断」については、「改善」の判断を維持しつつも「一部自動車メーカーの生産・出荷停止による影響がみられる」という文言を付け加えた。

GDPの半分以上を占める「個人消費」については、「持ち直しに足踏みがみられる」とし前月の判断を据え置いた。

■内閣府「月例経済報告」(令和6年4月)
内閣府「月例経済報告」(令和6年4月)

 

【2.受注情報】2023年度第4Q(1-3月)受注動向

~好調度・堅調度ランキング①一条工務店、②積水ハウス、③住友林業
  

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1217 (7/16/2024) - 【1.今週の視点】 5月新設住宅着工戸数▲5.3%、2カ月ぶり減/持家▲8.7%、30カ月連続減 ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると5月の新設住宅着工戸数は65,882戸、前年同月比▲5.3%(前年5月3.5%増)…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1216 (7/5/2024) - 【1.今週の視点】 6月月例経済報告/現状判断「景気は、このところ足踏みも緩やかに回復」据え置き ●景気動向 内閣府が27日発表した6月の月例経済報告によると、国内景気の現状判断を「このところ足踏みもみられるが、緩やかに…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1215 (6/28/2024) - 【1.今週の視点】 5月消費者物価2.5%上昇/電気代14.7%上昇 ●消費者物価 総務省が21日に発表した5月の全国消費者物価指数によると、変動が大きい生鮮食品を除く総合が107.5となり、前年同月比2.5%の上昇とな…続きを読む

 

by .