2024年 TACTスペシャルセミナー 今が買い時「インフレマインド」への転換 ”金利ある世界”を勝ち抜くための戦略再構築

TACTスペシャルセミナー

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Ⅰ．2024年も課題山積、将来見据えた新築・ストック戦略
（13:10~14:30）

１．住宅着工80万戸割れ、持家20万戸時代

• ・2023年度は持家壊滅的減少で22万戸水準、住宅着工全体も前年割れで推移し、2023～2024年は80万戸前後
  ・貸家着工のみが前年プラス、土地セット売りで増加維持、この需要が何処まで続くか
  ・建売市場は在庫調整期が続く、利益低下傾向から底打ちし上昇へ向かうか

２．物価上昇続く中、金利上昇、2024年問題が襲う住宅業界の展望

• ・インフレと金利上昇で住宅購入ハードル上がる、消費者のデフレ脳脱却で「インフレマインド」へ
  ・日本経済も正常化へ向かう？ 年初から日経平均株価上昇、バブル期超え？ バブル再来？
  ・2024年問題の労務・配送ダブルパンチに金利上昇の経費増、収益確保が最重要課題

３．リフォーム市場に吹き続ける追い風！今年もストックシフトが進む理由

• ・リフォームとストック市場が好調なワケ～受注は落ちない、利益率上昇は何故か？
  ・今年も窓断熱リフォームは早い者勝ち、補助金活用で上手に受注と施工をコントロール
  ・中古買取再販でストックバリューアップ！ 不動産事業は新築とストックのハイブリッド
  ・新築「高値の花」はストック市場シフトを加速させる？ 消費者の有望選択肢へ

講師：関 博計

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住宅産業研究所
代表取締役

Ⅱ．アフターコロナの新潮流、インフレ下の競争力展望（14:35~15:35）

１．住宅供給業者は「上と下」の競争力上昇

• ・住宅メーカーの棟数シェアが上昇、零細工務店も反転増に、パワービルダーは苦戦
  ・地域別でも、住宅メーカー8地域・工務店7地域で棟数シェア上昇
  ・業者数はコロナ前の2倍ペースで淘汰が加速、建売と貸家は増加地域も

２．2024年問題への対応でコスト構造を見直し

• ・1棟当たりの物流費用は既に上昇、生産～施工の抜本的な刷新を

２．低層住宅の減少を中高層・非住宅の増加で補完

• ・中高層住宅棟数は2桁増、堅調な貸家需要にも注目
  ・非住宅は老人施設が2桁増、店舗、病院も着実に増加

講師：脇田 茂樹

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住宅産業研究所
関西支社長

Ⅲ．多角化・多層化が新世代ビルダーの推進力となる
（15:40~16:40）

１．2024年は「今が買い時」で住宅需要を喚起できるはず

• ・低利率で銀行に預けておくよりも《投資に回す≒低金利の住宅ローンで家を買う》ほうが得!?
  ・省エネ性能表示のスタートで《ランニングコスト》が家選びの条件のスタンダードになる!?

２．【多角化】 リスクの分散と地域密着

• ・住宅周辺事業とのシナジーと、地域でのブランディングを兼ね備える新規事業は？

３．【多層化】 ビルダー・工務店のシン・マルチブランド戦略

• ・《松》 性能差別化はHEAT20 G2・G3レベルから　ホンモノの家づくりで大手メーカーに対抗
  ・《竹》 躯体性能はZEHが最低基準でコモディティ化？ 商談・施工の効率化＋αの味付けを
  ・《梅》 安いだけの家は売れない!? 少世帯向け2人暮らし・1人暮らし住宅がトレンド

講師：布施 哲朗

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住宅産業研究所
TACT編集長