【1.今週の視点】
6月月例経済報告/現状判断「景気は、緩やかに回復している」据え置き
●景気動向
内閣府が22日発表した6月の月例経済報告によると、国内景気の現状判断を「緩やかに持ち直している」とし、10カ月ぶりに上方修正した5月の判断を据え置いた。
また、先行きについては「雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。
ただし、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっている。
また、物価上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。」としている。
住宅市場は、大手中堅住宅メーカー15社の5月受注棟数伸率が前年同月比▲21.3%、先行指標の集客が▲15%となった。
消費増税・新型コロナの影響を除く18年5月比では、受注棟数が77%水準(▲23)、集客が62%水準(▲38)と厳しい状況が続く。
住宅価格の高騰、物価高で予算が追い付かない住宅計画者も増加している。
丁寧なフォロー、安心・安全の提案で住宅計画者の背中を後押しし、一件でも多くの契約に結び付けたい。
■内閣府「月例経済報告」(令和5年6月)
【2.業界動向】2022年度【環境設備機器】の採用棟数ランキング
~太陽光/一条13,020棟、蓄電池/一条12,880棟、HEMS/ハイム7,240棟
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
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