週刊住宅産業エクスプレス―vol.1159

【1今週の視点】

日銀「地域経済報告」/全地域「持ち直し」「緩やかに持ち直し」 

●景気動向
日銀が20日発表した「地域経済報告(さくらレポート)」(2023年4月)によると、全国9地域の景気の総括判断において、「東海」を上方修正する一方、「東北」を下方修正し、その他7地域は前回1月の判断を据え置いた。

各地域とも資源高の影響を受けつつも、供給制約や新型コロナの影響の和らぎを背景に、総括判断は「持ち直している」「緩やかに持ち直している」となる。

住宅市場は、間もなく集客のヤマ場となるGWを迎える。今年のGWは住宅計画者の相当数が旅行やレジャーに流れることが予想されるが、積極的な仕掛けで1組でも多くの有力見込み客を確保したい。先行きは不透明だが、中身の濃い住宅計画者が確実に動いている。

期待を裏切らない初回接客、自社の強み訴求、丁寧なフォロー、安心・安全の提案など徹底し、ランクアップ、契約へと結び付けたい。

■各地域の景気の総括判断と前回との比較
各地域の景気の総括判断と前回との比較資料)日本銀行「地域経済報告(さくらレポート)」(2023年4月)

 

【2.ビルダー・FC特集】2023年1-3月受注・集客動向

~【受注】5社中4社▲2ケタ、厳しい状況続く、【集客】▲1ケタも慎重客目立つ
 

【3.イベント情報】住宅メーカーの2023年【GW】販促仕掛け

 

【4.受注情報】大和ハウス2023年3月受注・集客

~戸建/ハードル低いが「良い」、分譲/集客厳しい、集合/順調
 
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…  

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

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  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1216 (7/5/2024) - 【1.今週の視点】 6月月例経済報告/現状判断「景気は、このところ足踏みも緩やかに回復」据え置き ●景気動向 内閣府が27日発表した6月の月例経済報告によると、国内景気の現状判断を「このところ足踏みもみられるが、緩やかに…続きを読む
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