【1.今週の視点】
6月景気動向指数/一致指数(現状)3カ月ぶり改善も先行指数2カ月連続悪化
●景気動向
内閣府が5日発表した6月の景気動向指数は、景気の現状を示す「一致指数」が99.0となり前月比で4.1ポイント上昇し3カ月ぶりに改善した。比較可能な1985年以降で最大の伸びとなる。
新型コロナの感染拡大に伴う中国でのロックダウンが解除され、部品不足の緩和と自動車などの生産や出荷が増えたことが主な要因という。
一方、「先行指数」は100.6となり前月比で0.6ポイント低下し2カ月連続で悪化した。
消費者心理を示す消費者態度指数や新規求人数などの低下が影響した。
住宅市場も先行きは不透明だが、新規有力客の確保、ランクアップに注力し、一件でも多くの契約に結び付けたい。
■景気動向指数の推移
資料)内閣府「景気動向指数」
【2.イベント情報】2022年【夏】の販促仕掛け
~複数の仕掛けやWEB活用等目立ち比較的積極的
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1235 (11/18/2024) - 【1.今週の視点】 10月街角景気/現状判断・先行き判断とも2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が11日発表した10月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが前月比0.3ポイント低下の47.5となり…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1234 (11/11/2024) - 【1.今週の視点】 財務省「経済情勢報告」/全11地域のうち5地域で判断を上方修正 ●景気動向 財務省が7日発表した10月の「全国財務局管内経済情勢報告」によると、全国の景気判断を「一部に弱さがみられるものの、緩やかに…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1233 (11/5/2024) - 【1.今週の視点】 10月例経済報告/「基調判断」据え置き、「生産」下方修正 ●景気動向 内閣府が29日に公表した10月の月例経済報告によると、国内景気の基調判断を「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」とし、…続きを読む