リフォーム業界でもWEBを使った提案は進んでいます。特にリフォームでは、修繕前と修繕後をビフォー・アフターという形で紹介し、工事による変化を伝えることができるため、各社で「実例紹介」のページに注力を図っています。
比較的規模の小さなリフォーム会社では、自社でホームページを作成する会社も珍しくありませんが、デザイン性の高いリフォームや、快適な生活への価値向上を図るような高額リフォームを取る会社では、“ホームページのデザイン=会社のセンス”として見られるため注意が必要です。実例紹介のページで最近よく見かけるのが、自社で取った写真を使うケースです。高性能なカメラが比較的安く手に入る為、社内でカメラを得意とする人員が撮ったものを採用しているものが見られますが、適切な画角・露出の選択、演出の仕方等、プロとアマによる違いは一目瞭然です。
リフォーム会社にとって「実例紹介」は自社が取り組んでいる仕事をアピールできる最大の見せ場と言え、プロによる表現力豊かなイメージ写真を使ってしっかりとアピールする必要がありそうです。
今回の記事は「TACTリフォーム春号」の抜粋です。本誌の方も是非ご覧ください。(関・和)