【1.今週の視点】
7月月例経済報告/総括判断「一部で弱さ」2カ月連続据え置き
●住宅着工
国交省の建築着工統計によると6月の新設住宅着工戸数は76,312戸、前年同月比7.3%増(前年6月▲12.8%)、4カ月連続増となった。
利用関係別には、持家26,151戸(前年同月比10.6%増、8カ月連続増)、貸家29,802戸(同11.8%増、4カ月連続増)、分譲一戸建12,654戸(同8.5%増、2カ月連続増)、分譲マンション7,024戸(同▲16.6%、4カ月ぶり減)となる。
また、建築工法別には、プレハブ10,822戸、前年同月比4.2%増、2カ月連続増、ツーバイフォー8,888戸、同22.1%増、3カ月連続増。
地域別、利用関係別伸率は以下の通り。
◇首都圏:持家14.8%増、貸家3.5%増、分譲5.1%増
◇中部圏:持家9.1%増、貸家36.8%増、分譲▲3.5%
◇近畿圏:持家9.4%増、貸家19.2%増、分譲▲13.9%
◇その他:持家9.6%増、貸家11.4%増、分譲▲4.3%
■新設住宅着工:利用関係別戸数伸率推移
資料)国土交通省「建築着工統計」
【2.イベント情報】2021年【夏】の販促仕掛け
~比較的積極的な仕掛け目立つ、WEB活用や不動産フェアも増加
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1235 (11/18/2024) - 【1.今週の視点】 10月街角景気/現状判断・先行き判断とも2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が11日発表した10月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが前月比0.3ポイント低下の47.5となり…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1234 (11/11/2024) - 【1.今週の視点】 財務省「経済情勢報告」/全11地域のうち5地域で判断を上方修正 ●景気動向 財務省が7日発表した10月の「全国財務局管内経済情勢報告」によると、全国の景気判断を「一部に弱さがみられるものの、緩やかに…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1233 (11/5/2024) - 【1.今週の視点】 10月例経済報告/「基調判断」据え置き、「生産」下方修正 ●景気動向 内閣府が29日に公表した10月の月例経済報告によると、国内景気の基調判断を「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」とし、…続きを読む