積水ハウスは、大阪で10月14日~16日まで開催された「LIVING & DESIGN 2015」に、「大人HOUSE」と称する空間展示を出展しました。これは、シニア世代夫婦のほどよい距離感をつくる間取りを実際に見せるもので、こだわりのインテリアや、それぞれが生きがいのある暮らしを楽しみ、生涯快適に住み続けられる工夫を盛り込んだもの。つまり、「リタイア後のあなたの自由時間は10万時間」というキャッチフレーズにもあるように、第二の人生を快適に過ごせるような住宅提案を積極的に提案しています。
具体的には下図のように、「こしゃべりサロン」や「ビッグダイニング」など、細かな工夫による空間展示を行っていますが、それらを大きく3つに分類し、
- ①ふたり一緒 ~ふたりで料理を楽しむセパレート型キッチン、他
- ②ゆるやかに一緒 ~夫婦のほど良い距離感をつくる
- ③それぞれ ~趣味をそれぞれに楽しむ空間づくり
として、夫婦それぞれの空間と、一緒に過ごせる空間のバランスに配慮した提案となっています。現地ではシニア世代だけでなく、建築系の学生と思われる若い世代の姿も見られ、来場者の意見を収集して新たな生活提案につなげていくとしています。
これらの考え方は、ライフスタイル提案「awai(あわい)」としてパッケージ化しており、将来健康状況や暮らしが変化しても柔軟に対応し、住み続けられる技術サポート等も紹介し、「上質な大人ふたりの暮らし」を大きくアピールしていく考えです。
ちなみに東京では、10月24日~28日、30日~11月3日に開催される「 TOKYO DESIGN WEEK 2015 」に出展予定であり、興味のある方はこちらをご覧ください。(脇田)
●積水ハウス「大人HOUSE」の展示イメージと空間提案
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