過去に何度かこのブログで触れていますが、ホームページなどから資料請求があったお客様に対して営業担当者が送っているメールには、相手に不快な印象を与えかねないものが少なくありません。具体的には、お客様名の誤り・文章内の誤字脱字・専門用語を多用しお客様に理解できない説明・強引なアポ勧誘などです。
これでは、せっかくホームページから資料請求を獲得しても、その後の商談に結びつきません。
そこで気になるのが、「営業担当者にメールの書き方を、会社や上司・先輩が指導しているのか?」という点です。
セミナーなどでお会いした方に話を聞くと、予想通り多くの会社では、会社として指導を行っていないようです。
対面での接客方法や電話での話法は、ほとんどの会社で指導を行っていると思います。なぜか、メールの書き方だけは指導を行わず、担当者任せにしています。
これは、あまり良いことではありません。なぜなら、メールの文面ひとつで、せっかく自社に興味を持っていただいたお客様に不快感を与え、自社にマイナスイメージを抱かせる可能性があるからです。
ネットで情報収集し、ネットで住宅会社にアプローチするお客様は、今後も増えることが予想されます。このようなお客様には、まずメールでの接客で安心感・信頼感を与えなければなりません。
電話接客・対面接客と同様に、メール接客も会社として指導できる体制を整えることが、今後は必須課題であると言えるでしょう。メール接客ができなければ、その後の電話接客・対面接客にはつながりません。
1月開催のセミナー「住宅営業マンのEメール営業術」は、メールの基本的なマナーを講義形式でお伝えするほか、その場で受講者にメール作成を行っていただき、改善点の指導を行います。あなたの会社のメール接客力の向上に、お役立ていただければ幸いです。 (高田)
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