これまでは地域で決められていた電力会社としか契約できなかった電気。 1999年の電気事業法の改正で、翌2000年から大口の需要家への電力自由化がはじまりました。しかし自由化の流れは決して早くはなかったのですが、東日本大震災の原発事故を受けて急速に早まりました。
一般家庭向け電力でも、2016年の4月の「電力自由化」以降は、現在の電力会社だけでなく、新たに参入する電力会社からも電気を契約できるようになることは、ご承知の通りです。
電力自由化に伴い、テレビの情報番組やWEBサイトでは供給業者の選び方や、比較検討サイトが話題となり、エンドユーザーの獲得合戦が繰り広げられています。
また、これから新築住宅を取得するエンドユーザーに対しては、住宅会社からの提案の影響が大きいので、サブユーザー=住宅会社向けへの営業活動も活発に行われています。
小職も、一週間の間に、ある電力会社様、あるガス事業者様から、電力自由化の説明会の前座講演を担当させて頂きました。いずれのセミナーも動員は上々でした。
自由化によるエンドユーザー獲得合戦はこれから本番を迎えます。(津田)
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