【1.今週の視点】
内閣府「12月景気動向指数」/一致・2カ月連続悪化、先行・7カ月ぶり悪化
●景気動向
内閣府が5日発表した12月の景気動向指数(速報値、2015年=100)によると、景気の現状を示す一致指数が前月比1.2ポイント低下の87.8となり2カ月連続で悪化した。
一方、2~3カ月先の景気を示す先行指数も前月比1.2ポイント低下の94.9となり7カ月ぶりに悪化した。内閣府では基調判断を4カ月連続で「下げ止まりを示している」とし据え置いた。
住宅市場は12月の大手・中堅メーカーの全体受注棟数伸率が前年同月比4.6%増となり3カ月ぶりにプラスに回復した。集客減、コロナ感染者拡大の厳しい状況の中で健闘している。
足元のコロナ感染者は減少傾向にあるが決して楽観できない。
それでも中身の濃い住宅計画者が確実に動いており、契約歩留まりも高めに推移している。住宅計画者の期待を裏切らない接客・商談で後押ししたい。
■内閣府「景気動向指数」/先行指数・一致指数の推移
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※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
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