【1.今週の視点】
12月街角景気/現状・2カ月連続悪化、先行き・2カ月ぶり改善
●景気動向
内閣府が12日発表した12月「景気ウオッチャー調査」(街角景気)によると、景気の現状判断が前月比10.1p低下の35.5となり、2カ月連続で悪化した。
10pを超える悪化は昨年2月から3月にかけての13.2p以来。
一方、2~3カ月先の景気の先行きを示す先行き判断は前月比0.6p上昇し2カ月ぶりの改善となった。
但し、調査は12月月末に実施されており、1月以降の感染拡大、緊急事態宣言は反映されていない。足元景況感や消費者マインドの一段の悪化が懸念される。
住宅市場は、大手・中堅15社の12月受注棟数が前年同月比4.6%増、3カ月ぶり増となった。集客減、コロナ感染拡大の中で予想以上の健闘といえるが、先行き不透明感が強まっている。
WEBの有効活用など見込み客、商談客の確保と、住宅計画者の期待を裏切らない接客・商談で一件でも多くの契約に結び付けたい。
●2020年12月受注棟数伸率(最終集計)
★全体15社計…4.6%増、前月比6.3p上昇、3カ月ぶり増
★大手10社計…2.6%増、前月比5.2p上昇、3カ月ぶり増
★中堅 5社計…16.0%増、前月比13.2p上昇、2カ月連続増
■街角景気の推移
資料)内閣府「景気ウォッチャー調査」
【2.12月受注最終集計】主要15社計4.6%増、3カ月ぶり増
~【受注】厳しい中、一昨年比88%水準回復/【集客】休日当たり▲10%、▲2ケタ定着
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
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