ハウスメーカーの優秀営業マン

今年4月から新たに創刊した「TACTハウスメーカーレポート」という媒体を皆さんご存知でしょうか?冊子ではなくPDF版限定で、営業マンが隙間時間などにタブレット端末でお読み頂けるハウスメーカーの情報だけに特化した媒体です。

その中の連載の一つに「優秀営業マンインタビュー」があります。7月号から始めており、既に住友林業さん、三井ホームさん、大東建託さんの優秀営業マンにお話しを聞き、エッセンスを掲載しております。

お会いするとすごく勉強になることが多いのですが、お話だけでなく印象も含め、彼等にはいくつかの共通点があると感じています。一つの例を挙げるなら、彼等は極めて気遣いが出来る人たちという点です。

年齢も違うし、エリアも違う、育った環境(企業文化)も違う方々ですが、お忙しい中取材時間を確保していただいているにも関わらず事前準備をして頂いておりますし、当日も出されたお茶をまず勧めてからスタートするとか、モデルで取材した時なら帰る時には必ず靴べらを差し出して頂けるなど、細かい事かもしれませんが、端々に気遣いがあります。
つまりそれだけ相手を良く観察して、そして相手側の立場に立って気付くことが出来る方々ということです。

ではこれを、どう他の営業マンに展開するかというのが次の課題だと思いますが、現時点では日常行動での「しつけ」がポイントのようには感じています。

今後も優秀営業マンの皆さんとお会いする旅を続け、水平展開できる答えを探し続けて行こうと思いますが、まずは次の11月号で、セキスイハイムの昨年度下期全国№1営業マンのインタビューを掲載しますので、是非ご期待ください。(清水)

この記事の著者

清水 直人

住友林業(株)での8年間の営業現場経験の後、2001年3月に住宅産業研究所へ入社。現場営業マンや各地のメーカー・ビルダーへの直接取材を行い、時代にあった住宅販売戦術を分析。それらの分析情報をもとに研修・講演業務を実施している。
一方で月刊TACTなどへの執筆活動も実施。最近はアパート市場の販売分析にも注力し、専業会社他でも研修を行っている。

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