サラリーマンならば、一枚は持っている名刺。お客様であれ、取引先の企業であれ、最初に渡して自分と自社を憶えてもらう大切なツールです。基本的には会社名、肩書き、連絡先が載せられていれば十分ですが、印象付けてもらうためにはそれ以外のアピールが必要です。例えば左上、弊社住宅産業研究所の名刺。こちらは40周年を迎えたということで、記念のロゴが入っており、歴史という面から自社をアピールしております。
右上は地元密着型のリフォーム専業会社のものです。こちらは取扱い先に大手企業を載せることで、知名度の低さをカバーしております。
左下の積水ハウスは大手ならではの名刺です。国から認定された「エコ・ファースト企業」、「女性の活躍推進企業」という点をアピールすることで、「大手住宅メーカー」から「優良な大手住宅メーカー」という印象を与えることが出来ます。
右下の三井ホームの名刺は赤枠で囲っている部分に注目すると「震度7に60回耐えた家」というシールが貼られております。熊本、鳥取と続き地震への警戒感が強まる中でHP上だけではなく、名刺にも載せることで対面した際にも自社の強みを効果的にアピールしています。
三井ホームの例のようにシールで時節、関心度に合わせ、自社の強みを追加する「着せ替え名刺」というのも面白い試みかもしれません。(石田)