9月開催のセミナーでは、私自身が取材した「自社ウェブサイトでの集客に成功している住宅会社」約20社の中から、5社の事例をご紹介します。
これまで取材してきた会社のウェブサイトを見ると、「自社の特長を分かりやすく説明する」「お客様の求めている情報を載せている」「反響の出やすい仕掛けがある」など、多くの共通点があります。
一方、私が開催するセミナーで「うちのサイトの反響が少ないのですが…」と相談を受けることが多いのですが、反響が伸び悩んでいる会社のサイトにも、共通点があるように思います。そこで今回は、4つの共通点をご紹介します。ウェブ集客に悩む会社の方は、少なくとも1つは心当たりがあるのではないでしょうか?
1.自社の言いたいことしか書いていないサイト
読んでいるお客様のことを考えず、ひたすら自社のPRを書き連ねているサイトでは、お客様の共感・支持を得ることは難しいでしょう。日頃の商談などを思い浮かべながら、お客様が感心を持つことの多い自社特長を、どのような文章・画像で伝えるのか吟味しましょう。
2.建築・住宅に詳しい人しか分からない言葉を多用しているサイト
専門用語が並び、読んでいるお客様が理解できないサイトです。住宅のプロではないお客様が読んでも理解できる言葉を使わなければなりません。対面商談では言葉の言い直しができますが、ウェブは言い直しができないので、慎重に言葉を選ぶ必要があります。
3.写真しか載せていないサイト
自社の施工事例などを、ただ並べているだけのサイトです。建物のスペックや工夫点・お施主様の声・担当したスタッフのコメントなど、お客様が必要としている情報を、文章で伝えましょう。
4.資料請求などへ誘導するアイコンがどこにあるか分からないサイト
「資料請求はこちら」などのアイコンが無い、または見づらい位置にあるサイトです。ウェブサイトの目的は反響を獲得することですから、分かりやすい位置に表示しましょう。パソコンサイトだけではなく、スマホサイトでの見え方にも注意が必要です。(高田)